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洞爺湖サミット 環境用語

作成日 | 2008.04.30  更新日 | 2009.10.14

洞爺湖サミット

トウヤコサミット   【英】G8 Hokkaido Toyako Summit  

解説

2008年7月開催の主要国首脳会議。会場地名より通称される。

サミットは、日・米・英・仏・独・伊・加・露8か国の首脳及びEUの委員長が参加して毎年開催される。狭義には首脳会合を指すが、これに先立って開催される外相会合や財相会合を含む全体をサミットと呼ぶことが多い。経済・社会問題を中心とした国際社会が直面する諸課題について意見交換し、その成果をサミット宣言として合意する。各国はこれにもとづく決断と措置をトップダウンで行い、迅速な対応を図ることとしている。1975年にパリ郊外のランブイエ城に日・米・英・仏・西独・伊の6ヶ国が集まったのが発端で、日本では過去4回開催(79年、86年、93年の東京サミット、00年の沖縄サミット)。

洞爺湖サミットにおける主要テーマは、地球温暖化対策などを柱とする環境・気候問題。2013年以降のポスト京都議定書の枠組みづくりに関する国連での議論をサミットの場でも後押しすること、また前年のハイリゲンダムサミットで当時の安倍首相が提案した「美しい星50」構想を受けて合意に至った2050年二酸化炭素半減の検討をさらに推し進めることなどが予定されている。開催中の二酸化炭素排出の相当量を植林等により相殺するカーボンオフセットの仕組み導入など会議の環境対策も推進している。

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