一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

白色度 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2009.10.14

白色度

ハクショクド   【英】Brightness  

解説

パルプや紙の白さの度合いを表す指標。酸化マグネシウム標準白板の光の反射量を100、真黒を0として光の反射量の割合により示される。

紙の製造にかかわる環境影響では、白い紙の製造工程でより大きな環境負荷がかかることが指摘されている。具体的にはパルプ漂白のための漂白剤使用にともなう副産物の排出、排水工程の複雑化、製紙工程で消費する化学薬品類やエネルギーの増大、原料に使われる再生古紙の品質基準の高度化にともなう低級古紙の利用停滞、歩留りの低下などがあげられる。

エコマーク(1989導入)の認定基準や、グリーン購入法(2000)で定める特定調達品目の適合基準でも、古紙配合率(70%以上など)と併せて白色度の規定(70%程度以下など)が適用される。

この解説に含まれる環境用語

この環境用語のカテゴリー

関連Webサイト