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エコマネー 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2009.10.14

エコマネー

エコマネー   【英】Eco Money  [同義]地域通貨 

解説

国が発行するマネー(国民通貨)に対して、地域住民自身が発行するのが地域通貨であり、エコマネーとも言われる。

1930年代の世界恐慌の頃から導入され世界で約2,500の地域で使われている。日本でも福祉の分野、コミュニテイの再生や環境保全の目的のため約70の地域で導入されている。

債権・債務関係に基づく貨幣経済における通貨には交換性、市場性、貯蓄性が求められるが、地域通貨は、地域の助け合いを促すために、交換可能な限定された場所における、使うことを目的とする通貨で、利息がつかず貯蓄性がないことが特徴的であり、価値の交換から善意の交換手段で敬老の日に孫が贈る肩たたき券などが原型である。

エコポイント、LETS(地域価値交換制度)、タイムダラーやふれあい切符など信頼関係に支えられたボランテイア経済における通貨である。

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