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スクリーニング 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2009.10.14

スクリーニング

スクリーニング   【英】Screening  

解説

環境アセスメントの手続きの流れの中でまず始めに行う手続きで、環境アセスメントの対象事業か否かを振り分ける手続きのこと。

例えば、環境影響評価法(1999年)による国レベルでの環境アセスの際には、事業内容と規模等から環境アセスメントを必須とする第一種事業か、さらに判断を加える必要のある第二種事業のいずれに該当するか、もしくは環境アセスメントを必要としない事業かの判定が必要になる。第二種事業の事業規模に該当する場合には、さらに実質的、個別的に諸事情を勘案して、環境アセスメントが必要であるかどうかの判断を下す必要がある。この段階の手続をスクリーニングという。

アセスの要否を判断する日本のスクリーニング手続においては、“アセス逃れ”を減らすための工夫として、対象事業のリストアップという手法が採用されている。米国における環境アセスメント(NEPA)では、日本とはニュアンスを異にするもののCA(適用除外行為)、FONSI(影響微小)が、スクリーニング手続に該当する。

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