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温室効果ガス観測技術衛星 環境用語

作成日 | 2009.07.10  更新日 | 2009.10.14

温室効果ガス観測技術衛星

オンシツコウカガスカンソクギジュツエイセイ   【英】Greenhouse Gases Observing Satellite  [略]GOSAT  [同義]いぶき(IBUKI) 

解説

温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)は、温室効果ガスの濃度分布を観測する人工衛星で、温室効果ガス吸収排出状況の把握など、温暖化防止への国際的な取り組みに貢献することを目的とする。「いぶき」は、温室効果ガス観測センサ(TANSO-FTS)と、それを補助するための雲・エアロソルセンサ(TANSO-CAI)を搭載し、約100分で地球を1周する軌道から、地球表面の、ほぼ全域にわたって、等間隔で二酸化炭素メタンなどの温室効果ガスの濃度分布を測定することができ、そのデータは各国の政府機関や科学者にも提供される。

「いぶき」はJAXA、国立環境研究所、環境省の共同プロジェクトで、JAXAが主にセンサおよび衛星の開発、打ち上げ、運用を担当し、環境省と国立環境研究所が主にデータの高次処理と利用を担当している。

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