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国際森林年 環境用語

作成日 | 2012.05.24  更新日 | 2012.05.24

国際森林年

コクサイシンリンネン   【英】International Year of Forests  

解説

国連で採択・決議された国際年の一つ。2006年12月の第61回国連総会において2011年を「国際森林年」とすることが決定された。国際テーマは「Forests for People(人々のための森林)」とされ、「国連森林フォーラム(UNFF)」事務局を中心に各種の国際イベント開催等の活動が展開された。特に2012年2月に国連本部で行われたクロージングセレモニーでは、「フォレスト・ヒーローズ」の一人に、「森は海の恋人」として漁業者の立場から植樹活動を続けてきた畠山重篤氏(宮城県気仙沼市)が表彰され話題になった。日本では、2010年12月に金沢市で開かれた「2010国際生物多様性年」から「2011年国際森林年」に引き継ぐブリッジングセレモニーを皮切りに、様々な取り組みが進められた。国内テーマは「森を歩く」。

なお、国際森林年は1985年にもFAO(国際食糧農業機関)の提唱で実施されたことがあり、日本では白神山地の「ブナ・シンポジウム」などが行われた。

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