一般財団法人環境イノベーション情報機構

環境用語 新潟水俣病

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2009.10.14

新潟水俣病

ニイガタミナマタビョウ   【英】Niigata Minamata Diesease  [同義]第2水俣病 

解説

日本の4大公害訴訟の1つとされている有機水銀中毒事件。

日本では、メチル水銀に汚染された魚介類の長期間、多量の摂取による中毒性の中枢神経系疾患のことを、最初に発見された熊本県水俣湾周辺の地名をとって一般的に「水俣病」と呼んでいる。新潟県阿賀野川流域で発生が確認されたものは新潟水俣病または第2水俣病と呼んで区別する場合がある。

この原因企業は昭和電工鹿瀬工場(新潟県)で、1950年から化学製品の中間品としてアセトアルデヒドの生産を行っていた。国内ではチッソ(新日本窒素)に次ぐ生産量で、アセトアルデヒドの製造工程で触媒として使われた無機水銀から微量のメチル水銀工場排水として阿賀野川に排出された。

阿賀野川下流域で生物濃縮を経て魚介類中にメチル水銀が蓄積し、河口に近い魚介類の水銀濃度が高くなった。

新潟水俣病は1965年に発生が確認され、2002年2月末時点での公害健康被害補償法による認定患者は690名(累計)に及ぶ。

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