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染色体異常 環境用語

作成日 | 2003.09.10  更新日 | 2009.10.15

染色体異常

センショクタイイジョウ   【英】Chromosomal Aberration  

解説

染色体の数および構造の異常。特に顕微鏡レベルで観察できるものを指す。

染色体数異常による疾病としてはダウン症、クラインフェルター症候群、ターナー症候群などが、構造異常による疾病としては脆弱性X染色体症候群や、ある種のガンなどが知られている。

染色体異常は、先天性のもののほか、放射線、紫外線、BHCなどの発ガン物質がDNAに損傷を与えることからも引き起こされる。また、染色体異常はガンなどの遺伝性疾病や早期流産の原因となる。一方で、ジベレリンなどの薬物や圧力刺激などが倍数性異常を引き起こすことを利用し、農林・水産分野で育種に応用されてきている。

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