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砂漠緑化 環境用語

作成日 | 2003.12.12  更新日 | 2009.10.16

砂漠緑化

サバクリョクカ   【英】Greening Promotion  

解説

砂漠化を防止するため、砂漠周辺、半砂漠地等において植樹などの緑化活動を行うこと。

砂漠化は、地球上で毎年約6万平方キロメートル(四国と九州を合わせた面積)の規模で拡大しているとされており、当該地域ばかりでなく地球環境保全上の深刻な問題となっている。砂漠化を防止するため半砂漠地などにおいて緑化に関する大規模な構想やプロジェクトが数多く提言されてきているが、大別すると、人造湖をつくり海などから水を引き込んで灌漑する方法と、吸水性の高い樹脂などを地中に埋め込んで緑化を図る方法に分けられる。どちらにしても莫大な費用と高度な技術を必要とするため、多くの企業や公的機関等の協力が不可欠である。

なお、砂漠緑化については、日本においても中国やモンゴルの半砂漠地帯などを対象とした、ボランティアの参加による緑化実践活動(植樹)や企業の社会貢献としての活動が活発である。

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