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欧州監視評価計画議定書 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2009.10.15

欧州監視評価計画議定書

オウシュウカンシヒョウカケイカクギテイショ   【英】1984 Geneva Protocol on Long-term Financing of the Cooperative Programme for Monitoring and Evaluati  [同義]欧州大気汚染物質長距離移動監視評価共同プロフラムの長期的財政措置に関する議定書  EMEP議定書  ヨーロッパにおける大気汚染物質の広域移流を監視し、評価するための協力計画議定書 

解説

長距離越境大気汚染条約(1979)に基づいて、欧州における大気汚染物質の広域移流を監視し、評価するための協力計画(European Monitoring Evaluation Program; EMEP)に対する長期的な資金供与に関して定めた議定書。2003年11月現在、34カ国+ECが批准している。

長距離越境大気汚染条約は、1983年に発効した後、8つの議定書が採択され、対策の補足・強化がなされてきたが、そのひとつで、最初に採択されたことから第一議定書ともいう。

同議定書は、SOx、NOx、VOCなど大気汚染物質の排出データの収集、汚染物質の沈着と大気質濃度や、大気拡散モデルに関する研究などを定めている。2003年11月現在、加盟24カ国に約100ヶ所の測定所が設置されている。

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