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ハンズ・オン 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2019.07.05

ハンズ・オン

ハンズオン   【英】Hands-On  [同義]ハンズオン 

解説

博物館などの展示施設において、じかに展示物・展示装置に触れて体験学習できるような相互作用的(interactive)展示形態。利用者(とくに子ども)の五感に働きかけることで、関心や理解を向上させるねらいをもつ。

博物館では伝統的に、展示物の保存という観点からガラスケースなどで展示物を保護して、利用者が直接触れることができないように(ハンズ・オフ/hands-off)してきているが、ハンズ・オンはこれとは逆に、展示物ではなく利用者のために存在するという発想に基づく。

その起源は、アメリカの「ボストン子どもの博物館」が1964年から開始したハンズ・オンの手法による展示プログラムに遡ることができる。ハンズ・オン展示を中心とした子どものための博物館は、1980年以降、欧米で急激に増加し、日本でも関心が高まっている。

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