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泡瀬干潟 環境用語

作成日 | 2009.07.10  更新日 | 2009.10.14

泡瀬干潟

アワセヒガタ   【英】Awase Tidal Flat  

解説

沖縄本島中部の中城湾、沖縄市沿岸の浅海域に広がる約290haの干潟と110haの藻場を総称して泡瀬干潟と呼んでいる。サンゴ礁海域に形成された干潟であり、温帯地域に見られるような非サンゴ礁海域に形成される干潟とは、底質生物相も異なっている。

南西諸島最大級の規模であるとともに、干潟の生物、特に渡来する鳥類や貝類などの底生動物、また、13種の海草をはじめとして緑藻類、褐藻類、黄緑藻類、紅藻類の重要な生息・生育地であることで知られている。

近接する港湾から発生する浚渫土の処理場として、また、造成された土地をホテルやシュッピング街、情報教育の拠点、住宅地などとして民間に分譲するため、国(沖縄県総合事務局)、沖縄県、沖縄市による埋立計画が進行しつつあり、市民団体などによる反対運動が展開されている。

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