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被食圧 環境用語

作成日 | 2009.07.10  更新日 | 2009.10.14

被食圧

ヒショクアツ  

解説

動物が植物を食べる強度。動物に食べられる側の植物からの表現で、食べられることによる生育、生存への影響の強さを表現する場合に使われる。草食の動物は生きていくために植物を食べるが、通常、自然界では、動物の食べる量と食べられる植物の成長量(生産量)にバランスが保たれており、双方の生存が持続する。何らかの理由により動物の数が増え、植物の成長量を上回る量を食べるようになると(被食圧が高まると)植物の生育、生存に影響を与えることになる。外来種が定着した場合や、尾瀬の湿原や南アルプスの高山植物帯にシカが進出した場合のように、通常は分布していない地域に何らかの理由により動物が侵入した場合にも、被食圧が高まり植物の生育、生存に影響を与えることになる。

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