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質量分析法 環境用語

作成日 | 2012.05.16  更新日 | 2012.05.16

質量分析法

シツリョウブンセキホウ   【英】mass-spectrometry  

解説

イオン化した物質を電場や磁場などを用いて質量分離することにより質量を求める分析法。

イオン化に、電子衝撃法(EI)、化学イオン化(CI)、大気圧イオン化(API)、誘導結合プラズマ法(ICP)などがあり、質量分離法に、磁場法、電場と磁場を用いる二重収束法、四重極法(Q-pole)、イオントラップ法(IT)、飛行時間法(TOF)法などがあり、様々に組み合わせが行われている。また、質量分析法と、様々なクロマトグラフィなどを組み合わせることにより高い分離特性と高感度を併せ持つ分析手段となる。ガスクロマトグラフィーと組み合わせたGC-MS、液体クロマトグラフィーとのLC-MS、イオンクロマトグラフィーとのIC-MSなどの他、ダイオキシン類の分析には、さらに分離能を高めたキャピラリーガスクロマトグラフィー(HRGC)と高質量分解能質量分析計(HRMS)が用いられる。

LC-MS:分離装置に液体クロマトグラフ(LC)を、検出器に質量分析計(MS)を用い、両者をオンラインで結合させた分析装置。

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