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系統連系・解列 環境用語

作成日 | 2015.10.07  更新日 | 2019.07.04

系統連系・解列

ケイトウレンケイ・カイレツ  

解説

発電、送電、小売が分離していない状況においては、一連の発電・送電・小売りを行う事業者の商用送配電システムに、分散型電源などの第三者の発電施設を接続し、第三者の電力を商用送配電システムに流すことが「系統連系」と解され、分散型電源を接続しようとすると、電力事業者との協議が必要となる。日本では、従来、このような意味で系統連系という用語が認識されてきた。また、送配電システムに接続していた電源を電力の安定供給等のために送配電システムから一時的に切り離すことを解列と言う。

先進国に通常見られる発電、送電、小売が分離された制度の下では、送配電網は、全ての発電システムに対して公平に対応することが求められるので、「第三者の電源を繋ぐ」という概念自体が無く、大型火力・原子力・分散型電源等全ての電源の送配電システムへの接続は、共通のルールの下に実施される。(2015年7月作成)

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