一般財団法人環境イノベーション情報機構

環境用語 気候脆弱性フォーラム

作成日 | 2018.11.13  更新日 | 2018.11.14

気候脆弱性フォーラム

キコウゼイジャクセイフォーラム   【英】Climate Vulnerable Forum  [略]CVF  

解説

地球温暖化により深刻な影響を蒙ると考えられる世界の20の途上国が、2009年11月10日に立ち上げた国際パートナーシップ。その後、加盟国が増加し現在はモルディブ、エチオピア、マダガスカル、バングラデシュ、フィリピン、コスタリカ、バヌアツなど、アフリカ、アジア、ラテンアメリカ、オセアニアの48の国が加盟している。

CVFは、環境的および社会経済的な原因で温暖化に脆弱な国がメンバー国になることを特徴とし、加盟する各国政府が「南南協力」をベースに積極的な活動を展開することを目指している。特に、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)などと連携し、たとえばパリ協定が承認された第21回気候変動枠組条約締約国会議(COP21)で、平均気温の上昇を産業革命前より1.5℃未満に抑える追加的な目標の承認に大きく貢献した。

CVFでは議長国(Presidency)が2年ごとに交替する組織形態をとっている。これまでの議長国は順に、モルディブ、キリバス、バングラデシュ、コスタリカ、フィリピン、エチオピアであり、2018年からマーシャル諸島に交替している(現在のCVFの代表国はマーシャル諸島、代表者はヒルダ・ハイネ大統領である)。

なお2015年に、フィリピンの財務長官による気候変動の影響を最も強く受けるCVFの20か国への呼び掛けに応じ、20か国の財務長官がメンバーのThe Vulnerable Twenty(V20)が組織され、気候変動への経済的・財政的対処力の強化をめざして活動している。現在では、CVFのすべての加盟国がV20にも加盟している。(2018年10月作成)

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