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保護地域・開発統合プロジェクト 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2009.10.15

保護地域・開発統合プロジェクト

ホゴチイキカイハツトウゴウプロジェクト   【英】Integrated Conservation-Development Project  [略]ICDP  

解説

保護地域における生物多様性の保全と地域社会経済の発展との両立をめざすプロジェクト。かつての保護地域は、保護地域内の地域住民を追い払い、伝統的な生活を破壊することもあった。第3回世界国立公園会議(1982年バリ島)以降、保護地域の計画・管理に地域住民を参加させる必要性が世界的に認識されるようになってきた。このため、多くの国では非政府機関(NGO)によって保護地域の管理強化と自然資源への影響を軽減するような地域開発とを推進するプロジェクトが進められている。また、援助国・機関による大規模なプロジェクトも世界各地で開始されてきている。中でも自然観光(Nature-tourism)、特にエコツーリズム(Ecotourism)、は自然の保護と地域の経済的発展を両立させるものとして注目され、多くのICDPにおいて事業計画に導入されている。

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