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バイオマス・ニッポン総合戦略 環境用語

作成日 | 2009.07.10  更新日 | 2009.10.17

バイオマス・ニッポン総合戦略

バイオマスニッポンソウゴウセンリャク   【英】Biomass Nippon Strategy  

解説

バイオマスの総合的な利活用(動植物、微生物、有機性廃棄物からエネルギー源や生分解素材、飼肥料等の製品を得ること)に関する戦略。

農林水産省は、文部科学省、経済産業省、国土交通省、環境省とともに、アドバイザリーグループの意見も踏まえ、2002年7月30日バイオマス・ニッポン総合戦略の骨子を策定・公表し、同年12月27日閣議決定された。また2005年の京都議定書発効も踏まえて見直しが行われ、2006年3月31日に再度閣議決定されている。

地球温暖化防止の取り組みとして二酸化炭素の排出源である化石資源由来のエネルギーや製品を、カーボンニュートラル二酸化炭素の増減に関与しない)という特性を持つバイオマスで代替すること、また、循環型社会の形成、農林漁業・農山漁村の活性化、競争力ある戦略的産業の育成などの期待が寄せられている。

同戦略によると、2010年までに廃棄物バイオマス全体の80%、未利用バイオマス全体の25%以上の利用を目指すとしている。

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