一般財団法人環境イノベーション情報機構
開発途上地域における企業の社会的責任−アジア発CSRの展望−
地球・人間環境フォーラムは2004〜2005年度、タイ、インドネシア、フィリピン、中国などにおけるCSRの動向把握、事例収集を目的とした「開発途上地域における企業の社会的責任(通称:CSR in Asia調査)」(環境省請負業務)を実施しました。調査を通じて、各国企業のCSRを意識した取組事例が多数収集されるとともに、企業と地域社会とのかかわり、CSRを利用・促進するNGOや各国政府の思惑など、興味深い傾向が明らかになってきました。
今回のセミナーでは、これらの調査結果を踏まえ、日本企業の関心が高い一方で情報が少ないアジアのCSR動向に焦点をあて、日本企業がアジア地域で積極的にCSRに取り組む際に役立つ最新情報を伝えるとともに、今後日本企業が海外で求められるCSRのあり方について考えていくための具体的な情報をお伝えします。また、併せて、グローバリゼーションの中、発展途上国のCSRを考える上で重要な要素となるNGOの役割について、拓殖大学国際開発学部の長坂寿久教授にご講演を頂きます。
■日 時:2006年11月28日(火)13:00〜16:00
■場 所:
新宿御苑インフォメーションセンター2Fレクチャールーム
東京都新宿区内藤町11 新宿御苑内
■プログラム:
【特別講演】「開発途上国におけるCSRとNGOの役割〜グローバリゼーションとの相克の中で」
長坂寿久/拓殖大学国際開発学部教授
【調査報告@】「アジアのCSR調査で見えてきたもの〜CSR普及に果たす日系企業の役割」
中寺良栄/地球・人間環境フォーラム 企画調査部長
【調査報告A】「CSRと貧困、人権、環境〜アジア各国CSR事情」
足立直樹/地球・人間環境フォーラム客員研究員、潟激Xポンスアビリティ代表取締役
■主 催:地球・人間環境フォーラム
東京都港区虎ノ門1-18-1 TEL.03-3592-9735 FAX.03-3592-9737
■後 援:環境省(予定)
■協 力:サステナビリティ・コミュニケーション・ネットワーク(NSC)、GRI日本フォーラム、社会的責任投資フォーラム(SIF-Japan)、日本環境ジャーナリストの会(予定)、ジャパン・フォー・サステナビリティ(予定)
■参加費:(一般)2,000円、(主催団体会員)無料、(協力団体会員)1,000円
■申込方法:下記事項を記載の上、BWA17832@nifty.comまでメールにてお申し込み下さい。開催日より2週間前頃に参加証をお送りしますので、そちらを必ず持参の上、ご来場下さい。
・ご氏名
・ご所属、肩書き
・電話番号、FAX番号
・E-mailアドレス
・主催団体または協力団体の会員の場合は所属先
【登録日】2006.10.13