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イベント情報山岳エコツーリズムフェスティバルin北海道2002

山岳エコツーリズムフェスティバルin北海道2002

【カテゴリ】 自然環境 自然とのふれあい

【開催日】2002.07.12 〜2002.07.15

【開催地】北海道



国際山岳年・国際エコツーリズム年記念
山岳エコツーリズム・フェスティバルin北海道2002

1992年に開催された「地球サミット」で、国連が21世紀の地球環境保護のためにつくった「アジェンダ21」。
2002年は、そのなかに盛り込まれた「国際山岳年」「国際エコツーリズム年」にあたります。地球温暖化や開発など、世界の山岳は、さまざまなインパクトを受けています。その環境を保全するには、山岳地域に住む人々が持続的に生活していけるしくみをつくることが必要です。
近年の登山ブームによる登山者の急増や開発は、自然環境に大きなダメージを与えています。開催地である大雪山も例外ではありません。自然や高山植物を損なうことなく、楽しむためにはどうすればいいのか。21世紀の登山のありかたそしてエコツーリズムの利活用について皆様とともに考えていきたいと思います。
北海道をはじめ、全国の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

開催日 2002年7月12日(金)-14日(日)
開催地 北海道旭川市、上川町
参加費 3,000円(ウエルカムパーティ費、エコツアー参加費は別途)
主催 山岳エコツーリズム・フェスティバル実行委員会
    国際山岳年2002日本委員会(委員長:田部井淳子)
  エコツーリズム推進協議会(会長:愛知和男)
  北海道のエコツーリズムを考える会(代表:小野有五)
共催  日本山岳会自然保護委員会、日本山岳会北海道支部、北海道の森と川を語る会、
大雪と石狩の自然を守る会、山のトイレを考える会、大雪山研究者ネットワーク
後援 環境省、外務省、国土交通省、文化庁、北海道、旭川市、上川町、東川町、ユネスコ「人間と生物圏」日本委員会、日本地理学会、(株)りんゆう観光、秀岳荘、(財)国立公園協会、(財)自然公園美化管理財団、(社)日本旅行業協会、(社)全国旅行業協会、(社)日本観光協会、北海道新聞、北海道放送、札幌テレビ放送、北海道テレビ放送、北海道文化放送、テレビ北海道、エフエム北海道 等(一部予定含む)
協力  然別湖ネイチャーセンター、旭川チカップニ・アイヌ民族文化保存会、(株)アウラ、(株)コスモス

シンポジウムプログラム
●7月12日(金) 前夜祭 (旭川パレスホテル・グランドホール)
14:30-15:30 JES総会
16:00-16:50 開会式
17:00-17:50 基調講演
  ○「国際山岳年とこれからの登山のあり方」
田部井淳子(登山家)
18:00-20:00 ウェルカム・パーティ(パレスホテル・パレスホール)
○チカップニ・アイヌ民族文化保存会による歓迎の古典舞踊

●7月13日(土) 旭川シンポジウム(旭川パレスホテル・グランドホール)
テーマ:山岳エコツーリズム、自然ガイド養成、世界遺産、先住民の関わり
9:30-10:20 基調講演1
○「エコツーリズム先進国、オーストラリアから考えるエコツーリズム」
小林寛子(プロマークジャパン代表)
10:30-11:30 基調講演2
○「山岳の環境・持続可能なエコツーリズムを推進するためのユネスコの役割」
トーマス・シャーフ(ユネスコ・MABプログラム)
13:00-17:30 (旭川トーヨーホテル 翡翠の間)
分科会1「エコツーリズム推奨制度」
「日本型エコツーリズム推奨制度」 下村彰男(東大大学院教授)
    「北海道での推奨制度に関わる現状と必要性について」 小野有五(北大教授)
    パネルディスカッション「北海道での推奨制度のあり方」
      コーディネーター 高木晴光(NPO法人ねおす 代表)
    パネリスト 工藤達人(北海道アウトドア協会理事)、三木昇(北ノ自然伝習所主催)、寺崎竜雄(JTB財団)、北海道観光振興課
   13:00-15:00 (旭川トーヨーホテル・丹頂の間)
分科会2 「大雪山と世界遺産」
     コーディネーター 寺島一男(大雪と石狩の自然を守る会代表)
パネリスト トーマス・シャーフ(ユネスコ・MABプログラム)、岩槻邦男(MAB日本代表)、辻井達一(北海道環境財団)、俵浩造(北海道自然保護協会会長)
15:30-17:20 (旭川トーヨーホテル・丹頂の間)
分科会3 「先住民とエコツーリズム」
 コーディネーター 小野有五(北大教授)
パネリスト 川村シンリツ・エオリパック・アイヌ(川村アイヌ民族記念館館長)、貝澤耕一(チコナイ代表)、ケリー・ブラウン(カナダ先住民・ヘイルツック民族評議会)
17:30-18:30 まとめ(丹頂の間)

●7月14日(日) 上川シンポジウム:上川カミングホール(300-400人規模)
テーマ:山岳自然環境の魅力とインパクト,これからの山岳国立公園のあり方
9:30-10:15基調講演「世界の登山道を歩いて」
小疇尚(明治大学教授)
10:30-12:30分科会4「大雪山における生物多様性」
コーディネーター 佐藤謙(北海学園大学)
パネリスト
○ 気象と周氷河現象:高橋伸幸(北海学園大)
○ 鳥:川辺百樹(ひがし大雪博物館)
○ 昆虫:保田信紀(層雲峡ビジターセンター)
10:30-12:30 分科会5「登山者からみた山岳地域のオーバーユース」
コーディネーター 舟根章(日本山岳会)
パネリスト 堀井昌子(HAT-J)、辻井達一・大蔵喜福(日本山岳会)、阿地政美(旭川山岳会)
13:30-:15:30分科会6「登山道侵食と管理」
コーディネーター 渡辺悌二(北大助教授)
パネリスト
○環境省がめざすこれからの登山道:(環境省)
○大規模工事によらない登山道の新しい作り方:福留脩文(西日本科学技術研究所)
○ 愛山渓で試みた登山道の新しい作り方:宮川浩(自然環境研究センター)
○ 登山道と植生の関係:佐藤謙(北海学園大)

13:30-15:30 分科会7「トイレから考える登山利用のあり方」
コーディネーター 愛甲哲也(北大)
パネリスト
○北海道の山のトイレ問題:横須賀邦子(山のトイレを考える会)
○ 大雪山のトイレに取り組んで:佐藤文彦(層雲峡観光協会)
○ 山岳トイレ改善の取り組み:森武昭(日本山岳会)
○ 携帯トイレの普及と登山口の改善に向けて:(北海道自然環境課)
   15:45-17:30 総合討論:自然環境への私たちのインパクトを少なくした、21世紀の山岳国立公園のあり方を考えます。
コーディネーター 辻井達一(北海道環境財団)
パネリスト 
○ 21世紀の山岳国立公園のビジョン:(環境省)
○ 生物多様性の保全:藤巻裕蔵(帯広畜産大学)
○ 収容力からみた大雪山国立公園の利用のあり方:小林昭裕(専修大学北海道)
○ 利用区分 八巻一成(森林総研北海道)


オプション:モデル・エコツアー

●7月14日 旭川周辺モデル・エコツアー(定員各20名・参加料2,000〜3,000円)
@ カムイコタン嵐山・先住民エコツアー
A とっしょうざんエコツアー
B 伊香牛アガペ農園タマゴ集め自然食ツアー
C 美瑛の丘と完熟トマトもぎとりエコツアー
D 美瑛原生林探検エコツアー
E 旭川の川の自然と「氷点」の森エコツアー

●7月15日 大雪モデル・エコツアー(定員各10名・参加料5,000〜10,000円)
@ 火山と原生林を訪ねるエコツアー
A 大雪山・ヒグマが暮らす山岳池沼群
B 森を感じようーのんびり歩くエゾマツ原生林
C ウォーキングディスカッション「登山道の正しい歩き方と登山道整備を考える」ツアー
D 美瑛川源流の山・扇沼山を訪ねる
E 山のトイレを考える黒岳登山
F 大雪山お鉢平一周とフラワートレッキング
G ゆっくり歩こう・赤岳銀泉台からコマクサ平
H 旭岳裾合平フラワーハイキング
I バリアフリーな山歩きin大雪山(身障者の方のみ)*参加費未定、定員20名

ブース展示
各地の山岳エコツーリズムを紹介します。
出展者を募集しています。
・出展料 10,000円
・申込み締め切り 6月15日(土)
・申込み先 フェスティバル事務局 TEL:011-222-4383

シンポジウム問い合わせ先: りんゆう観光 TEL:011-711-7106 
        締め切り: 6月28日(金)
エコツアー問い合わせ先: フェスティバル事務局 TEL:011-222-4383
       締め切り: 6月15日(土)
* 航空券、宿泊等の手配をいたします(締め切り6月15日(土)。詳しくは、林(有)観光(TEL:011-711-7106)まで。
その他の問合せ先:
事務局
株式会社 コスモス
札幌市中央区南3条西6丁目 セザール札幌301 〒060-0063
電話: 011-222-4383 ファックス011-221-6564

【登録日】2002.04.10

[NPO法人 日本エコツーリズム協会]今後のイベント

登録者情報

【登録日】 2002.04.10

【登録者】エコツーリズム推進協議会