一般財団法人環境イノベーション情報機構
南九州大学人間発達学部・環境教育センター 第7回環境教育講演会(M-cafe7)「子どもの学びに火をつける! -ユネスコスクール・八名川小学校におけるESDの取組み-」
2005年から日本の提案により世界中で「持続発展教育の10年」の取組みが始まりました。持続発展教育(ESD)とは耳慣れない言葉ですが、地球上のすべての人が現在そして未来へと持続的に暮らしていける社会をつくるための「人」を育てる教育のことです。
日本では文科省がユネスコスクールを実践拠点と定め、学校教育におけるESDを推進・普及しています。ESDでは知識の獲得だけでなく、課題解決能力を育むことが求められます。それは、指導要領が掲げる「生きる力」の育成に他なりません。
学校教育におけるESD実践研究の第一人者、手島利夫先生は「ESDで学校が変わり、先生が変わり、子どもが変わる」とご自身の体験をもとに話されます。手島先生が推奨する「ESDカレンダー作り」と「子どもの学びに火をつけること」で、学校や先生、子どもがどのように変わるのでしょうか。
今回のM-cafeはユネスコスクール・八名川小学校におけるESDの実践についてお話いただき、学校教育における子どもの主体的な学びについて議論を深めます。土曜日の午後、コーヒーを片手に、ゆったりとした気分で講師の話を聞き、教育についてみんなで考える、そんな講演会です。どうぞ、お気軽にお出かけ下さい。
【登録日】2014.02.27