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イベント情報いよいよ本格化 洋上風力発電プロジェクトの最新実務 〜新法への対応、送電系統、契約交渉、ファイナンスの横断的見地から〜

いよいよ本格化 洋上風力発電プロジェクトの最新実務 〜新法への対応、送電系統、契約交渉、ファイナンスの横断的見地から〜

【カテゴリ】 エネルギー 再生可能エネルギー

【開催日】2019.07.17

【開催地】東京都


【講師】
森・濱田松本法律事務所 パートナー弁護士
村上 祐亮(むらかみ ゆうすけ) 氏


森・濱田松本法律事務所 カウンセル弁護士
市村 拓斗(いちむら たくと) 氏

【重点講義内容】
本年4月に再エネ海域利用法が施行され、いよいよ我が国においても、洋上風力発電の本格的な普及・拡大に向けて、官民が連携して具体的な案件の開発に当たるべき時が到来しました。経産省・国交省では新法の運用方針も取りまとめられ、今後はいよいよ促進区域の指定や事業者選定に入るフェーズとなるため、民間事業者や金融機関においても、今後の制度運用や市場動向を見据えて十分な準備を進めておく必要があります。
そこで、本セミナーでは、多数の先行案件で経験・実績を有する講師が、まず事業化・投資判断の前提として、新たに成立した再エネ海域利用法の枠組・運用方針や送電系統問題に対する実務対応を詳説したうえで、続いて、事業を進めるに際して問題となる契約交渉・管理やファイナンス上の課題について最新実務を踏まえた解説を行うことで、横断的な見地から、今後日本で洋上風力発電事業を円滑に進めるための実践的なノウハウ・ポイントをお伝えします。

1.新法への対応
 (1)再エネ特措法の動向
 (2)港湾法の法的枠組み
 (3)再エネ海域利用法の概要
 (4)促進地域の指定・事業者選定に関する運用方針

2.送電系統問題
 (1)送電系統問題への実務対応
 (2)送電事業の可能性

3.契約交渉・管理
 (1)ストラクチャー・契約関係の整理(インターフェース対応を含む)
 (2)契約交渉・管理上のポイント(パートナー間の共同開発契約や洋上建設工事関連を中心に)

4.ファイナンス
 (1)ファイナンス上の各種リスクと対応策(バンカビリティの分析)
 (2)ステークホルダーとの調整(漁業権、ウェイクロス、地元対応などの法的リスクとアプローチ)

5.質疑応答/名刺交換

※本セミナーにつきましては、法律事務所ご所属の方はお申込みご遠慮願います。

【講師プロフィール】
村上 祐亮(むらかみ ゆうすけ) 氏
多数の洋上風力発電事業を含め、エネルギー・インフラの両分野で、事業開発、契約交渉・管理、プロジェクトファイナンスからセカンダリー投資まで、事業者・コントラクター・金融機関の各立場から、幅広くアドバイスを提供している。Allen&Overyロンドン(プロジェクトファイナンス部門)では、欧州・中東の発電プロジェクトに従事した経験を有し、クロスボーダー案件にも強みがある。Legal 500 Asia Pacific 2019のNext Generation Lawyer(Projects & Energy)およびBest Lawyersの10th Edition of Best Lawyers in Japanに選出。
2004年東京大学法学部卒業、2006年東京大学法科大学院修了、2007年弁護士登録、2012年ハーバード大学ロースクール卒業、2012〜2013年Allen&Overy(ロンドン)に出向、2013年ニューヨーク州弁護士登録、2015〜2016年東京大学法学部講師(民法)。

市村 拓斗(いちむら たくと) 氏
2011年〜2013年に資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部新エネルギー対策課へ出向。2013年〜2015年に資源エネルギー庁電力ガス事業部政策課電力・ガス改革推進室へ出向。在任中は、接続拒否等再エネ特措法令に関する制度設計、系統増強費用負担に関するガイドラインの立案、小売自由化・法的分離の制度設計などを担当。
現在は、再生可能エネルギー、電力系統問題等に関する相談を多数受任。経済産業省総合資源エネルギー調査会電力・ガス事業分科会「脱炭素化社会に向けた電力レジリエンス小委員会」委員、同分科会電力・ガス基本政策小委員会等「電力レジリエンスワーキンググループ」有識者委員、電力広域的運営推進機関「容量市場の在り方に関する検討会」「地域間連系線及び地内送電系統の利用ルール等に関する検討会」委員等多数の委員を歴任。

【登録日】2019.05.31

登録者情報

【登録日】 2019.05.31

【登録者】新社会システム総合研究所

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