一般財団法人環境イノベーション情報機構
ネガティブエミッション技術（NETs）国内シンポジウム
脱炭素化に向けて削減努力が求められる近年、CO2排出量の削減だけでなく、排出されたCO2を有効利用する技術（CCU/カーボンンリサイクル）、
または回収・貯蔵する技術（ネガティブエミッション技術、NETs）などの新技術が注目され、これら技術の温室効果ガス削減ポテンシャル、
そして中長期的な運用の検討が始まっています。
この検討において、ライフサイクル全体での定量的な評価や制約条件などの課題抽出が必要とされるところ、LCA日本フォーラムでは
令和元年７月にNETs研究プロジェクトを立ち上げました。
このプロジェクトでは、各技術の専門家が集まり、NETsのLCAガイドラインを策定し、NETsの各技術のポテンシャルと課題について
検討しています。また、将来はシステム評価を通して日本でのNETs戦略の検討をする予定です。
本シンポジウムでは、このNETs研究プロジェクトの進捗を報告するともに、産官学からの参加者とNETsの国内外の現状と今後の課題
および展望を共有し、今後の社会実装実現についてライフサイクルアセスメントの観点から議論します。
皆様のご参加をお待ちしております。
【日時】2020年3月13日（金）13：00－17：10
【場所】工学院大学 アーバンテックホール（新宿キャンパス3階）
（東京都新宿区西新宿1丁目24番2号）
https://www.kogakuin.ac.jp/campus/access.html
【主催】ＬＣＡ日本フォーラム
【共催】工学院大学、日本LCA学会、化学工学会CCUS研究会
【参加費】ＬＣＡ日本フォーラム会員／日本LCA学会会員／化学工学会会員：無料
非会員：７,０００円
（※満席の場合、非会員の方は抽選になる場合があります。）
【申込】http://lca-forum.org/seminar/index.html
【プログラム】 （敬称略）
13：00 開会挨拶
LCA日本フォーラム 会長 山本 良一
＜セッション１＞ 将来展望
13：05 基調講演① ネガティブエミッション技術の現在と将来
地球環境産業技術研究機構 副理事長・研究所長 山地 憲治
13：35 基調講演② 持続可能な社会の実現に向けた技術開発総合指針の紹介
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
技術戦略研究センターユニット長 矢部 彰
14：05 休憩（１０分）
＜セッション２＞ 政策動向
14：15 基調講演③ 革新的環境イノベーション戦略について
経済産業省 産業技術環境局
エネルギー・環境イノベーション戦略室 梅原 徹也
14：45 国土交通省の環境政策紹介
国土交通省 総合政策局
技術政策課 技術開発推進室 伊崎 朋康
15：05 農林水産省の環境政策紹介
農林水産省 大臣官房 環境政策室 久保 牧衣子
15：25 環境省の環境政策紹介
環境省 地球環境局
地球温暖化対策課地球温暖化対策事業室 村上 慈
15：45 休憩（１５分）
＜セッション３＞ 技術開発動向とLCA
16：00 ネガティブエミッション技術の最新動向
一般財団法人 エネルギー総合工学研究所 加藤 悦史
16：25 NETsのLCAガイドラインの概要と評価事例
産業技術総合研究所 河尻 耕太郎
東京都市大学 セリム・カーコー
16：40 総合討論とまとめ
モデレーター 工学院大学 教授 稲葉 敦
17：05 閉会挨拶
産業環境管理協会 黒岩 進
17：10 閉会
問合先：LCA日本フォーラム事務局
TEL：03-6694-8351 E-MAIL：lca-project@jemai.or.jp
【登録日】2020.02.17