カテゴリ

カテゴリ:環境に関するFAQ » 自然環境

Q:生物の遺伝的多様性とはどのようなことでしょうか?

A:

 「生物多様性」は生態系、種、遺伝子の3つのレベルの多様性をそれぞれ保全するという考えを含んでいますが、このうち、「遺伝的多様性」は遺伝子に注目した時の多様性を失わないようにしようというものです。

 具体的にどのような問題を指すかというと、まずホタルやメダカなど、1つの種とされている生物の遺伝子は地域によって大きな違いがあり、地域ごとの固有性の大切さが指摘されています。
また、セイヨウタンポポと在来タンポポ、バイカイカリソウとトキワイカリソウなど、異なる種にみえる生物間で、遺伝子レベルでの雑種が増え、種の固有性が損なわれていることが知られているものもあります。

 危機に対しての種の絶滅しやすさを考えても、みかけ上の「種」だけではなく、遺伝子の多様性も守っていこうという考え方が重要になってきています。

 なお、遺伝的多様性についてのわかりやすい説明や具体的な事例が、環境省生物多様性情報システムの「自然環境保全基礎調査」のページにある「遺伝的多様性とは」


    http://www.biodic.go.jp/reports2/5th/gdiv/index.html


にありますので、こちらもご参照ください。


 Q.多様性の指標について教えてください!
    http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=14262
 Q.地域地域での種の差異について
    http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=9396

最終更新: 2006-05-26 16:37
作成者: EICネット事務局

Page Top