以下は各品目のリサイクルに関する一般的な情報です。あなたのまちにおける各品目の排出方法やリサイクル方法などの詳細情報に関しましてはお住まいの市町村にお問い合わせ下さい。
排出方法「ここがポイント!」
ポイント1 必須:キャップは外して。但しキャップリングは無理して外さずに
なぜ? キャップをつけたままだとペットボトルを押しつぶしにくいという問題があります。ペットボトルは、圧縮してベール加工(プラスチックラップによる梱包参照)を行うことが一般的ですが、この際にキャップがついていると圧縮が困難になります。またベール加工した後に、徐々に膨らんでベールが弾けたり、破片が飛んだりする恐れもあります。

また、キャップを外しておけば、中身が残っておらず、水で洗浄してあることを簡単に確認することが出来ます。

なお、キャップの素材はペットボトル本体と異なります。本体はPETですが、キャップやキャップリングはポリプロピレンです。ポリプロピレンはペットよりも比重が軽いことから、リサイクル過程の比重選別工程(フロー図中5の工程)で除去することができます。そのため、つぶしにくいなどの問題がなく、また、無理に取ろうとすると怪我をする恐れのあるキャップリングは外す必要はありません。同じく、怪我をする恐れがありますので、しょうゆの中栓等も外す必要はありません。

ちなみに、キャップの素材もペットに統一することは、キャップとしての性能が落ちるとされています。キャップは硬さの違うプラスチック同士が密着する性質を利用して密封しているため、キャップと本体の素材を統一することは、キャップの密閉性を損なう可能性があります。

ポイント2 必須:飲み残しのないよう、中身を水ですすぐこと
なぜ? 飲み残しがあると、集積場や保管場所での悪臭が発生する恐れがあります。また、飲み残しの量が多いと糖分が多くなり、虫や小動物が集まってくるという衛生上問題もあります。

ペットボトルのリサイクル工程では水による洗浄工程を設けておりますが、これらの再商品化工場で除去される飲み残し等が多いと、排水処理の負荷が高くなったり、機械にこびりついて運転上支障を来したりするなどの問題があります。


ポイント3 つぶして排出するかは市町村によって異なります
なぜ? ペットボトルを潰して排出するかどうかは市町村によって
異なりますが、一部の市町村では容積を小さくして
運搬効率を上げるため、また、ラベルを剥がしやすく
するために潰してからの排出を進めています。


ポイント4 異物(くぎ、カミソリの刃、タバコの吸い殻等)は混入させないで
なぜ? ペットボトルの中に入っている異物は、収集、分別においては作業員の健康に、再商品化工程では機械に悪影響を与えます。また、ボトルのまわりに着色したりテープをはりつけたものはリサイクルできません。

特に、ペットボトルのリサイクルに関わる作業員に有害であったり、怪我の原因となるような、薬品類やくぎ、カミソリの刃、たばこの吸殻などの異物は混入させないで下さい。

また、金属製の異物が混入していると再商品化工場の粉砕機の刃が欠けてしまうことがあります。(フロー図中4の工程


ポイント5 ラベルを剥がす必要があるか、は市町村によって異なります
なぜ? ペットボトルを排出するときにラベルを剥がすかどうかは市町村によって異なります。

ラベルの材質はポリスチレンが多く、比重がペット製のペットボトル本体に近いため、比重選別が出来ません。また、ボトルがつぶれていると、ラベルをボトルがかみ込んでいるため風力選別(フロー図中5の工程)難しく、リサイクル工程で機械的にラベルを除去することは困難です。そのため、中間処理施設や再商品化工場では、一般的には手作業でラベルを剥がしており、この手間を省くために、排出時にはラベルを剥がすとする市町村もあります。

一方、容器包装リサイクル法の分別基準では、はがさなくていいとしており、また、ラベルをはがすと内容物がわからなくなり、ベールにする際に、適用不可のものかどうか見分けにくくなるので、はがすべきではないという意見もある。

なお、ラベルも本体と同じペット素材で作成することは逆にリサイクル困難性を高めることになります。ラベルには印刷が必要であり、ペットにインクをのせてラベルを作成することは出来ます。しかし、インクの混入したペットが混入することで、リサイクルにあたって再商品化工場では水を循環利用していることもあり、再生したペットのフレーク(ペットボトルの粉砕片)に色が付いてしまったり、排水が汚れたりという問題が生じます。
 
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回収できるもの、できないもの
  リサイクルができるペットボトルの種類は以下のとおりです。

<リサイクルできるペットボトルの種類>
 
飲料類 炭酸飲料、果汁飲料、ウーロン茶、日本茶、麦茶、紅茶、コーヒー、スポーツドリンク、ミネラルウォーター、その他
酒 類 焼酎、本みりん、洋酒、清酒、その他
しょうゆ しょうゆ
 
※しょうゆ以外の調味料(たれ・ソースなど)、食用油、非食品(洗剤、シャンプー、化粧品、トイレタリー、医薬品)などは「プラスチック」としてリサイクル対象です。

豆知識1  しょうゆはいいのに、油やソースのペットボトルがリサイクルできないのはなぜ?
  一般的なペットボトルのリサイクル工程では、水による洗浄で汚れを落としています。そのため、水で洗浄できる内容物のペットボトルに対象を限っており、中身が油やソース等、水での洗浄が難しいは対象外となります。
豆知識2  加温可能なペットボトル(オレンジ色のキャップ)はいいの?
  加温可能なペットボトル(オレンジ色のキャップ)は、その素材がリサイクル工程上の異物になることはありませんので、回収の対象となります。
 
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回収されたペットボトルはどうなっているの?
豆知識1  市町村が異物除去・圧縮梱包を行った後、再商品化工場でマテリアルリサイクルへ
  市町村で資源ごみとして回収され、また、店頭・拠点で回収されたペットボトルは、市町村の中間処理施設に運ばれます。そこでは、手選別でキャップや異物、汚れの著しいものを除去した後、減容機で圧縮して容積を減らし、同時に取り扱いやすいように結束(こん包)します。減容化することで輸送効率を向上し、リサイクルコストやエネルギーの低減につながり、また、保管場所のスペースも少なくてすみます。減容化されたものをベールと呼びます。

10トン車に積載することができる最大容量(満載で6〜7トン)に相当する程度の分量が集積した時点で、ベールは全国75工場(平成14年度)ある再商品化工場に搬送されます。

再商品化工場では、ペットボトルを異物除去、粉砕・洗浄して約8ミリ角の薄片(フレーク)状の再生樹脂とするマテリアルリサイクルを行っています。代表的なリサイクルフローを以下に示します。

なお、現在、一般的なマテリアルリサイクル手法以外にも、ペットボトルの新たなリサイクル技術が開発されつつあります。
 
 
(出典)PETボトルリサイクル推進協議会年次報告書2002年版 HP
http://www.petbottle-rec.gr.jp/nenji/2002/p08.html

豆知識2  現状どのくらいリサイクルは進んでいるの?
  ペットボトルの回収率は年々増加し、 2001年度では、1年間にペットボトルは約40万t/年生産され、そのうち40%程度が回収されています。また、ペットボトルの分別収集を実施する市町村も年々増加し、市町村の90%が分別回収を実施しています。(店頭・拠点を利用した回収も含む?)

 
  (出典)ペットボトルリサイクル推進協議会HP
 http://www.petbottle-rec.gr.jp

  【詳細な情報は…】
ペットボトルリサイクル推進協議会 HP http://www.petbottle-rec.gr.jp
をご参照下さい。
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