EICネット
前のページへ戻る

EICピックアップ

環境を巡る最新の動きや特定のテーマを取り上げ(ピックアップ)て、取材を行い記事としてわかりやすくご紹介しています。

トップページへ

[an error occurred while processing this directive]
目次
Blackwater国立野生生物保護区見学
地元との協力
保護区と外来種問題
ビジターサービスとボランティアの協力
魚類野生生物局の資源管理方針
【2】デルマルバキツネリス
デラウェア、メリーランド、バージニアの3州に生息するリス。それぞれの州名から名づけられた。英語名はDelmarva Fox Squirrel。

No.211

アメリカ横断ボランティア紀行(第34話)
国立野生生物保護区訪問

Issued: 2012.09.20

国立野生生物保護区訪問[2]

Blackwater国立野生生物保護区見学

ブラックウォーター国立野生生物保護区 区域図
ブラックウォーター国立野生生物保護区 区域図 ※拡大図はこちら

 Blackwater国立野生生物保護区は、渡り鳥のための保護区として1933年に設立された。保護区はメリーランド州にあり、面積は23,000エーカーほど(約9300ヘクタール)もあるが、区域は複雑に入り組んでいる。
 保護区には潮間帯性の湿地が広がっており、水位や塩分濃度が変化する。その他に、淡水の沼、針広混交林、農地、及び季節的にガンカモ類の生息地として湛水させる調整池(impoundment)など、多様な生息環境が存在する。
 その日私たちを案内してくれたのは、保護区管理所長のラリー・マクゴーワンさんだった。ラリーさんは、5年間ほど国立公園局に勤務したことがあり、その後は20年間魚類野生生物局に勤務している。
 「この保護区は、アメリカ東海岸では規模が大きい方です。森林のある湿地から潮間帯性の草地まで含めると、900エーカーほど(約360ヘクタール)の草地が広がっています。ただ、植生としての生産量は小さいようです」
 近年は湿地環境が変化しつつあるという。
 「これまで淡水だった湿地でも、塩分濃度が高くなっています。気候変動に伴う海面上昇の影響ともいわれるのですが、将来的に越冬環境への影響が懸念されています」

ブラックウォーター国立野生生物保護区の管理事務所
ブラックウォーター国立野生生物保護区の管理事務所
野生生物保護区の保護区名を記した看板
野生生物保護区の保護区名を記した看板
区域内には様々なため池や湿地帯がある
区域内には様々なため池や湿地帯がある
区域内には様々なため池や湿地帯がある
区域内には様々なため池や湿地帯がある

 この保護区は、大西洋渡りルートを利用するカナダガンの主要な越冬地の1つとなっており、ピーク時にはガン約35,000羽、カモ約15,000羽が観察されるという。
 「越冬地にいるガンカモ類は、渡りの準備のため脂肪をたくわえます。そこで、越冬のための農作物栽培プログラムを行っています」
 農作物栽培プログラムは、地元の農家との協力プログラムだ。
 「地元の農家に、保護区内の農地部分の耕作を依頼しています。ガンカモ類がいない時期は作物を収穫してもらっていますが、越冬時期には渡りのために北上するガンカモ類が食べるものを残してもらっています」
 つまり、この保護区では渡り鳥のために作物を栽培しているのだ。
 「渡りには相当な栄養が必要です。マメ類やムギが畑に残されているよう種をまいておいてもらったり、作物のうち一定割合を収穫しないで残してもらったり、越冬時期終了間際に作物を刈り倒し、渡り鳥が食べやすいようにしてもらっています」

渡りに備えてエサをとるカナダガンの群れ
渡りに備えてエサをとるカナダガンの群れ

保護区内につくられた畑
保護区内につくられた畑

 また、この保護区にはガンカモ類以外にも、絶滅危惧種2種(ハクトウワシとデルマルバキツネリス【2】というリスの仲間)の貴重な生息地ともなっている。

日本産のシカのふみ跡
日本産のシカのふみ跡

 「デルマルバキツネリスは、デラウエア州、メリーランド州、バージニア州にしか分布していません。生息地域が狭まってきており、絶滅が危ぶまれています」
 ハクトウワシについては、2004年現在で110羽がこの保護区内に生息していることがわかっているという。野生生物観察用の車道からも2〜3羽見ることができた。
 「保護区内には、日本産のシカ(Sika deer)が生息しています。このシカは外来種で、狩猟の対象となっています」
 この日本からもたらされたというシカは、在来のシカと異なり、同じ踏み跡をなぞるため、植生に悪影響がでるという。何となく集団行動が好きな日本人が連想されておもしろい。

 「保護区内では狩猟が認められています。日本産のシカ1,000頭、在来種であるオジロジカ42頭が狩猟の対象とされています。また、保護区内に生息するマスクラット(ムスク臭のある大型のネズミ)のわな猟師が15人います」
 マスクラットについては、保護区内の15の猟区について毎年入札を行い、それぞれの猟区での狩猟権を割り当てるという。
 「マスクラットは主に食用です。以前は毛皮も高値で取引されていたようです」
 保護区内では、狩猟、つり、バードウォッチングなどの野生生物関係(wildlife oriented)のレクリエーションが行われている。
 「保護区内での狩猟については批判もありますが、オオカミなどの捕食者が絶滅している現在、野生生物の個体群を健全に保つには適度な狩猟活動が効果的なのです」
 ハンターの多くは自然保護にも理解があるという。
 「近年ハンターの人口が減り、シカが増えて問題になっている地域も多いのです。狩猟を批判する動物愛護団体などもありますが、保護区の管理者の立場からすると、むしろ狩猟による好影響の方が大きいと考えています」
 日本でも、狩猟人口の減少や農山村地域の高齢化の影響もあってシカなど野生鳥獣の増加で困っている地域は少なくない。アメリカも同じような課題を抱えているのだ。
 「現在、米国のハンター人口は全人口のおよそ15%程度を占めているといわれています」
 この数字は大きい。そういう人たちが皆保護区に押し寄せるのだろうか。ラリーさんに質問する。
 「お金を持っている人たちは民間のハンティングクラブに所属しています。クラブにはクラブハウスや自前の猟場がありますが、入会に4万ドル、年会費が500から5,000ドルほどかかります」
 これに対して、保護区内でのハンティングにかかる費用は1日10ドル。その代わり、施設やサービスはそれほど期待できず、いろいろな規制や手続きが必要となる。
 「保護区内でのハンティングの質を維持するために、50エーカー当たり100人以下になるよう調整しています。ハンティングクラブの会員層と保護区内のハンター層はあまり重ならないため、特に民業圧迫との批判はありません」
 ハンティングクラブは保護区の周辺にも多数存在するそうだ。
 保護区の訪問者数はハンティング利用を含めて年間50,000人程度。チンカティーグに比べると30分の一程度だ。
 「保護区の職員は常勤職員が18名です。その他、管理火災(森林火災を防止するため、人工的に起こす小規模な火災)担当の季節雇用職員が5〜6名います。利用者数は少ないとはいえ、保護区の面積や抱えている業務を考えると人手は全く足りていません」
 その上、予算の制約関係から、18名の職員のうち5名をレイオフ(一時解雇)しているという。
 「いずれも地元出身の職員なので、農業やその他の臨時の職を見つけているようです。メンテナンス職員は3人勤務していますが、それだけではとても間に合わないので、生物学者の職員もメンテナンスに従事しています」
 民家の隣接する保護区部分は、都市隣接森林火災プログラム(Wild Fire Urban Interface)を活用しているという。
 「予算は年間10件分、計60万ドル程度が支給されます。間伐は入札により外注契約します。今回の受注者はメキシコ系のグループでしたが、驚くほど安い値段できれいに仕上げてくれています。このような効率的な外部発注がなければ保護区の管理は不可能です」

森林火災プログラムの対象となっている保護区内のマツ林
森林火災プログラムの対象となっている
保護区内のマツ林

地元との協力

 「この保護区は地元からも支援されています。多くの利用者が訪れるため、地元にとっては貴重な観光資源になっているのです。特にハンターに人気があって、ハンターは地元にもお金を落としてくれます。また、ハクトウワシが多いので、年に1回『ワシ祭り』を開催していますが、これも人気があります」
 ガンカモ類を守りながら、野生動物の狩猟も許容する。また、そこに生息する希少種をテーマとしたイベントも実施する。これまで訪れた僻地の大規模な保護区とは異なる保護区の管理方針が垣間見れる。
 「地元との関係で無視できないのが、土地所有の関係です。この地域には木材会社が所有するマツ林が多く存在し、この保護区の多くの土地も、もともとは材木会社の所有地でした」
 このような土地は、樹木が伐採された上で保護区に買取要求が出されるのだという。
 「土地を買収した後に保護区があらためて樹木の種を蒔くことになります。このような森林再生プロジェクトを積極的に実施していて、森林官のポストまであります」
 野生生物保護区には生物学を専門とする職員は多いが、森林官のポストがあるのは珍しいという。また、レッドウッド国立州立公園でもそうだったが、苗木を植えるのではなく種子をまくことが多いようだ。苗木のように活着や樹形は良くないかもしれないが、根張りはよく生育自体はいい。材木を生産するのでなければ費用は安く抑えられるはずだ。
 「害虫駆除事業で10,000ドル程度が州政府から提供されていますが、この予算が森林再生の原資となっています。この地域は林業が盛んなため、州政府が比較的潤沢な予算を持っているおかげです」
 ただし、この職員は夏季のみの季節雇用だということだ。
 地元との協力による保護区の管理費用の節減の工夫はほかにもある。
 「保護区にはウッドダックという野鳥が18つがい営巣しており、その生息環境を維持するために毎年樹木の伐採が必要になります。地元の漁師が細い木材を必要とするので、伐採を任せて経費の節約につなげています」

保護区と外来種問題

展示用に施設内で飼育されているヌートリア
展示用に施設内で飼育されているヌートリア

 保護区では、外来種の問題もある。  日本産のシカは外来種とはいえ、それほど大きな被害は出ていない。むしろ、深刻なのはヌートリアだ。毛皮業者により導入されたこの中型の哺乳類は南米原産で、潮間帯性の草地植生を破壊してしまう。
 「過去に大規模な捕獲作業を行ったことで、現在では保護区内では生息が確認されていません」
 一度侵入してしまった外来種を駆除するのは至難の業だ。どうやって効果的な駆除を実現したのだろう。
 「ヌートリアの駆除は農務省との共同事業で行いました」
 保護区内には、現在も農務省の駆除チームが事務所を構えている。職員は常勤職員が15名もいるという。
 「この事業は、保護区と農務省のパイロット事業として実施されています。農務省職員の給与は農務省が負担しますが、プロジェクト経費は魚類野生生物局がまかなっています」

保護区内には農務省の事務所がある。事務所の作業所には捕獲のための道具類がおかれている
保護区内には農務省の事務所がある。事務所の作業所には捕獲のための道具類がおかれている

ヌートリア捕獲用のワナ。竹ざおの先に金属製のワナがついている
ヌートリア捕獲用のワナ。竹ざおの先に金属製のワナがついている

金属製のワナ
金属製のワナ

 駆除以前は、尾1本当たり50セント支払うプログラムがあった。一般のハンターの協力でヌートリアを捕獲していたが、一定の効果はあっても、根絶することは難しかったという。

ビジターサービスとボランティアの協力

ビジターコンタクトステーションの外観。所長のラリーさんが案内してくれた
ビジターコンタクトステーションの外観。所長のラリーさんが案内してくれた

 訪問当時(2005年1月)、保護区のビジターセンターは改修中で閉鎖されていた。その代わり、小規模なビジターセンター(ビジターコンタクトステーション)が、野生生物を観察するための有料道路入口脇に開設されていた。
 この野生生物観察用の車道はセルフサービスになっていて、自動車1台あたり3ドルの通行料金を封筒に入れてポストに投入する。有料道路といっても国立公園とは異なり、簡素なもので利用者も少ない。そのため、後ろから来る車もそれほどないので、ゆっくり路肩に車を止めながら水鳥を観察することができる。
 通行料金の8割は、フィー・プログラムに基づき、保護区の予算として使用することができるという。
 所長のラリーさんは、私たちをセンターに案内してくれた。
 「ビジターセンターでのサービスはボランティアによって提供されています。ボランティアの協力は、ビジターサービスだけではありません。いろいろな面でこの保護区の管理を助けてくれています」
 ボランティアといっても、国立公園のように、公園が直接ボランティアを募集するのではなく、協力団体(フレンズグループ)と覚書(MOU: Memorandum of understanding)を結んで、フレンズグループに所属する。日本のパークボランティアの制度に似ている。
 覚書は各保護区が直接締結するのではなく、フレンズグループの全国組織と魚類野生生物本局との間で締結されているという。
 「この保護区のフレンズグループは『Friends of Blackwater』という組織で会員は約800人です。そのうち100名程度が活発にボランティア活動に参加してくれています」
 フレンズグループはビジターセンターで物販ができ、それにより収益を上げることができる。
 「収益から、年間50万ドル(5,000万円)程度を保護区に寄付してくれています。保護区が独自の事業を実施しようとする時などに使えるため、本当にありがたいお金です」
 保護区からフレンズグループにリクエストをだすと、理事会での審議を経て保護区に資金が提供されるという。

有料道路入口。無人のペイステーションが設置してある
有料道路入口。無人のペイステーションが設置してある

料金を封筒に入れポストに投入する
料金を封筒に入れポストに投入する

ペイステーションの外観
ペイステーションの外観

 ちょうどカウンターには女性の売店マネージャーがいた。もちろんボランティアだ。ご主人がアメリカの有名自動車メーカーの元CEOで、退職後にブラックウォーターの近くに引っ越してきたそうだ。それ以来、保護区でのボランティア活動を行っているという。
 「年間のボランティア時間はだいたい1,000時間くらいです。もちろん無給ですが、満足感があります。始めてボランティアに参加したのは1996年でしたが、売店の口座には689ドルしかなかったの」
 それが、現在では常時数万ドル単位のお金があるという。
 「まず、保護区のロゴの入っているシャツ、ワッペン、ポストカードなど、質の高い商品を充実させました。特にデザインには気を使いました」
 利用者の購買意欲を刺激するような商品作りを検討したという。
 「ポストカードには野生生物保護区の短い解説を入れています。保護区の広告になるんです。紙袋にも、フレンズグループのメンバーシップやウェブサイトの案内を印刷しました。ウェブサイトも充実していますので、ぜひ見てください」
 ウェブサイトでは、人気のあるハクトウワシやオスプリーのライブ映像も提供している(www.friendsofblackwater.org)。
 「販売用の書籍コーナーにも力をいれています。質の高い図書を集めるよう努力していますが、今では、このビジターステーションの売店が、地元でもっとも自然関係の図書が充実しているという評判なんです。クリスマスシーズンになると、プレゼント用に買う人が多くて売切れてしまうほどです」
 中でも鳥類関係の図書の品揃えは、DC近郊を含めてもかなりのレベルだという。
 「図書の在庫管理はなかなか大変です。売れた本を補充するように常に気を配らないといけません」
 こうして得られた収益は、野生生物保護区の実施するプロジェクトを支援するために使われる。
 「このフレンズグループのノウハウは日本でも活用できると思います。もし、興味を持つ人がいれば、ぜひここに来ていろいろ学んで欲しいので、連絡をください」
 カウンターには、同じように会社を既にリタイアしたボランティアが2〜3人いて、いろいろな質問に答えてくれる。国立公園のビジターセンターよりもずっとフレンドリーな感じだ。保護区の職員も1名いるが、カウンターはボランティアに任せ、奥の部屋で仕事をしている。

ビジターセンターのカウンターにて。向かって左から2人目がボランティアで売店のマネージャーをしている女性。一番左端が国立野生生物保護区の職員
ビジターセンターのカウンターにて。向かって左から2人目がボランティアで売店のマネージャーをしている女性。一番左端が国立野生生物保護区の職員

売店で使用されている紙袋
売店で使用されている紙袋

紙袋を良く見てみると、ボランティア団体の申し込み用紙になっている。細かいところにも工夫が行き届いている
紙袋を良く見てみると、ボランティア団体の申し込み用紙になっている。細かいところにも工夫が行き届いている

魚類野生生物局の資源管理方針

 保護区内には歴史的な住宅が残されている。かなり古いもので、奴隷用の住居も併設されているという。
 「この建築物は、地域の歴史を知る上で大変重要なものです。しかしながら、魚類野生生物局自身は歴史的な文化財などを保存する権限はありません。国立公園局との大きな違いです」
 これは、自然の風景地を保護する日本の国立公園とも共通する悩みといえる。
 「州政府や地元の自治体などが保存を申し出てくれれば一緒に保存活動を行うことができるのですが、今のところそのめどはたっていません」
 つまり、自らできることは限定的だから、組織の権限の及ばないところは、関係機関との連携により実現していくしかない。
 「対照的なのが、多目的な利用をミッションとする政府機関(Multipurpose agencies)と呼ばれる機関です」
 代表的な機関は、森林局(Forest Service)や公有地管理局(Bureau of Land Management)などだ。
 「こうした機関は、私たちとは異なり予算は比較的潤沢ですが、何を中心において重点的に管理すべきかわからず、混乱してしまうことも少なくありません。魚類野生生物局の予算や権限は小さいですが、野生生物の保全という明確な目的があります。その意味で、所長という職には、限られた予算をいかに有効に活用し、ネットワークや協力関係によって大きな成果を収めるかということが求められているのです」
 私たちのようなビジターにも丁寧に、そして熱心に対応してくれるラリーさんの姿を見ていると、そうした使命感のようなものがひしひしと伝わってくる。

歴史的な価値があるという建築物。今のところ保存のための改修のめどは立っていない
歴史的な価値があるという建築物。今のところ保存のための改修のめどは立っていない

ユニバーサルデザインのための取組も行われている。これは車椅子用の展望台
ユニバーサルデザインのための取組も行われている。これは車椅子用の展望台

展望台を後ろから見たところ。移動が可能なようにタイヤがついている。かなり大掛かりな機械だ
展望台を後ろから見たところ。移動が可能なようにタイヤがついている。かなり大掛かりな機械だ

妻のひとこと

チンカティーグに向かう道はエバーグレーズへの道に似た雰囲気がありました
チンカティーグに向かう道はエバーグレーズへの道に似た雰囲気がありました

 チンカティーグとブラックウォーターの2つの国立野生生物保護区を訪れたのは1月でした。ワシントンDCは凍るような寒さでしたが、チェサピーク湾を越えると、寒さがかなり和らいだ感じがしました。また、首都圏からそれほど遠くないのに驚くほど自然が豊かで、風景ものどかですっかり気に入ってしまいました。
 ボランティアの方々も熱心で、国立公園よりもずっと主体的に保護区と関わっているようでした。
 どちらの保護区でも歓迎していただき、いろいろおみやげまで頂いてしまいました。冬の週末など、のんびりと泊りがけで出かけるにはいいところではないかと思います。そろそろ帰国の準備が始まる頃で、結局これが最後の国立野生生物保護区の訪問となってしまいました。

チンカティーグにはシラサギやダイサギがたくさんいました
チンカティーグにはシラサギやダイサギがたくさんいました

夕暮れの湿地帯はとてもきれいでした
夕暮れの湿地帯はとてもきれいでした

湿原のあちらこちらに野生化したウマがいました
湿原のあちらこちらに野生化したウマがいました

ウマはあまり人間をおそれていないようでした
ウマはあまり人間をおそれていないようでした

チンカティーグには古い灯台がありました。もう使われていないものですが、内部を見学することができます
チンカティーグには古い灯台がありました。もう使われていないものですが、内部を見学することができます

灯台からは保護区が一望のもとに眺められます
灯台からは保護区が一望のもとに眺められます

チンカティーグでは職員向けのプレゼンテーションと意見交換が行われました
チンカティーグでは職員向けのプレゼンテーションと意見交換が行われました

保護区ではいろいろなおみやげをいただいてしまいました
保護区ではいろいろなおみやげをいただいてしまいました

ページトップ

記事・写真:鈴木渉(→プロフィール

[an error occurred while processing this directive]