平成28年度環境技術実証事業テーマ自由枠における実証機関の公募を開始

　環境省は、平成28年度環境技術実証事業テーマ自由枠における実証機関の公募を開始した。
　
　環境技術実証事業は、すでに適用可能な段階にありながら、環境保全効果等についての客観的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的な環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、環境技術の利用者による技術の購入、導入等に際し、環境保全効果等を容易に比較・検討し、適正な選択を可能にすることとなり、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展を図ることを目的とするもの。

　実証対象技術は、空冷室外機の吸引温度低下による空調負荷軽減技術、クリーニング乾燥機の排気顕熱回収による運転負荷軽減技術、使用済み紙おむつ中の高分子吸収体の脱水処理による焼却負荷軽減技術の3件。