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環境ニュース[国内]

NEC、子会社が滋賀県日野町のメガソーラーで20年間の運用・保守の提供を開始

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2016.07.28 【情報源】企業/2016.07.21 発表

 NECフィールディングは、滋賀県日野町で手掛けた大規模太陽光発電所(メガソーラー)「日野太陽光発電所」のEPC(設計・調達・施工)を完了した。同社はNEC子会社で、IT(情報技術)関連サポートサービスを展開している。20年間の運用・保守を受託し、6月1日に提供を始めた。タイの企業が出資する特別目的会社(SPC)が建設した。

 日野太陽光発電所は4.6MW(4600kW)の発電設備出力があり、1万7664枚の太陽電池パネルと、4式のパワーコンディショナー(電流変換器)を取り付けた。年間で4897MWh(489万7000kWh)の発電電力量を予想している。これは一般家庭約1400世帯分の年間消費電力量に相当する。CO2排出量の削減効果は年間で2556tにのぼる。

 日野太陽光発電所のEPCでNECフィールディングは、購買力を生かして低価格で太陽電池パネルを提供するとともに、運用・保守の面からメンテナンス作業を容易にする配線や遠隔監視機能、物理的なセキュリティーを提案して設計・構築した。運用・保守サービスは、監視、障害への一次対応、巡回点検、定期点検を実施する。

 監視サービスはパワーコンディショナー、高圧設備の遮断機などの警報情報をコンタクトセンターで24時間365日見守り、異常検知時の駆け付け手配などを行う。巡回点検は、最寄りの拠点から毎月発電所を見回って想定発電量や出力をチェックする。SPCはタイの石炭最大手・独立発電会社と同国投資会社グループが設立した。

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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