日本製粉、トキの保護を支援するスパゲティ商品を限定で発売、売り上げの一部を寄付

【環境一般 CSR】 【掲載日】2016.09.26 【情報源】企業／2016.09.16 発表

　日本製粉は、国の特別天然記念物に指定されている鳥、トキの保護活動を支援するためのスパゲティ商品を期間・地域・数量を限定して9月20日に発売した。「オーマイ＜トキ＞ロゴ入りスパゲッティ」2種類で、トキの野生復帰と保護増殖を目的にする団体「新潟県トキ保護募金推進委員会」に、売り上げの一部を寄付する。

　日本製粉は2012年からこの取り組みを毎年実施し、2016年で5回目となる。商品パッケージには、新潟県トキ保護募金推進委員会の佐渡の島影をバックにしたトキのロゴマークを入れる。併せて、売り上げの一部を新潟県トキ保護募金に寄付することを記してPRしている。2羽のトキと5羽のひなのイラストも描いた。

　今回展開する商品パッケージでは、幅広い層にトキの保護に関心を持ってもらうこと狙いに「日本の空に 朱鷺（トキ）の翼 はばたけ！」のメッセージを大きく書いた。日本製粉の寄付は、佐渡での野生復帰への取り組みや生息環境の復元、中国のトキ保護支援に使われる。2015年まで4年間の寄付額は累計で180万円にのぼる。

　オーマイ＜トキ＞ロゴ入りスパゲッティは、太さ1.5mm（ゆで時間5分）と1.7mm（同8分）がある。どちらも内容量300gで247円（税別）の希望小売価格を設定し、12月末までの出荷を予定する。トキを県の鳥にしている新潟県のほか、東京都、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川、山梨、長野、静岡県などで販売する。