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環境ニュース[国内]

キリンビバレッジ、マリでのユニセフの水事業支援で3億Lの清潔で安全な水を供給

水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2016.10.25 【情報源】企業/2016.10.20 発表

 キリンビバレッジは、西アフリカ・マリでの国連児童基金(ユニセフ)の水事業を支援する活動「1L for 10L(ワンリッター・フォー・テンリッター)」を5〜8月の4カ月間実施した。同社はキリンホールディングス傘下のキリン100%子会社で、清涼飲料を手掛けている。今回の活動で、約3億Lの清潔で安全な水が供給される。これまで10年続けたプログラムは終了する。

 1L for 10Lは、キリンビバレッジが輸入・販売するミネラルウオーターブランド「Volvic(ボルヴィック)」がユニセフと展開する途上国向けの支援活動だ。キリンビバレッジは日本で2007年から、公益財団法人日本ユニセフ協会と協力して行ってきた。ボルヴィック製品の出荷量1Lについて10Lの清潔で安全な水がマリに供給される。

 清潔で安全な水は、ボルヴィック製品の売り上げの一部をユニセフに寄付することで提供される。支援対象地域に井戸などの給水設備を設け、10年以上のメンテナンスを確保する。キリンビバレッジの2016年の寄付は1796万9710円で、清潔で安全な水2億9949万5162Lにあたる。これまで10年間の累計は3億228万57円、50億3681万7768Lとなる。

 寄付によって、手押しポンプ付きの深井戸の新設や修復、ソーラーパネルを備える小規模水道設備への改修の他、設備を運営管理する水利用者委員会の設立などが実現している。キリンビバレッジの10年間の取り組みでの支援対象村の人口は計29万351人(5600人は今後の予定)にのぼり、水と不衛生な環境が原因になる病気の予防につながった。【キリンビバレッジ株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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