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環境ニュース[国内]

三菱地所レジデンス、マンション1棟リノベーション事業に本格参入、省エネ性能を向上

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2017.01.19 【情報源】企業/2017.01.16 発表

 三菱地所レジデンスは、マンション1棟リノベーション(再生・刷新)事業に本格的に参入する。同社は三菱地所のグループ企業で、住宅分譲事業を手掛けている。「ザ・パークリモア」のブランド名で展開を始め、第1号となる東京・白金台の物件「ザ・パークリモア白金台三丁目」のモデルルームを1月21日に開設する。各種の環境設備を入れて省エネ性能を高める。

 マンション1棟を三菱地所レジデンスが取得し、専有部と共用部でリノベーション工事を行った後、個人顧客に分譲する事業となる。同社のこれまでのリノベーションマンション分譲事業は1戸単位を中心にしていたが、今後マンション1棟でも実施する。ザ・パークリモア白金台三丁目は地上4階、地下1階建て、14戸で1987年8月に完成した。

 ザ・パークリモア白金台三丁目では、専有部に新築分譲マンションに採用されている住宅設備機器や内装仕上げを導入することに加え、1棟リノベーションならではの共用部と外構の大規模改修を行って価値を高める。建物屋上には家庭用燃料電池「エネファーム」を2台新設し、発電した電力を共用部の電灯に供給して購入電力を減らす。

 エネファームと既設のセントラル給湯を組み合わせたシステムを採用し、エネファーム発電時の排熱の活用でガス使用量を抑える。各住戸の窓ガラスをペアガラスに変更すると同時に断熱材を吹き増しし、断熱性能を向上させる。2月中旬に工事を終える。マンションリノベーション事業で将来年間500〜600戸、200億円の売上高を目指す。【三菱地所レジデンス株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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