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環境ニュース[国内]

日本特殊陶業、セラミックセンサー技術で愛知県の「愛知環境賞」最高位を受賞

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2017.02.22 【情報源】企業/2017.02.17 発表

 日本特殊陶業は、自社が保有するセラミックセンサー技術で愛知県の表彰制度「愛知環境賞」で、最高位の「金賞」を受賞した。自動車の燃費性能向上と、それに伴うCO2排出量削減や、排ガスのクリーン化など、環境負荷の低減に貢献していることが認められた。表彰式が2月16日に開かれた。

 「セラミックセンサ技術の開発と革新による、世界の自動車の大幅なCO2削減」のテーマで受賞した。環境性能に優れるセラミックセンサーを開発・普及させたことが環境負荷低減に役立つ、と高く評価された。日本特殊陶業はセラミックスの耐熱性の高さを生かしたセンサーを開発している。

 温度や排ガス中の酸素の濃度、NOx(窒素酸化物)、振動など自動車のさまざまな状況を把握する各種セラミックセンサーを手掛ける。世界的に環境規制が強化される中、燃費性能を高めたり排ガスを浄化したりするには、各種センサーのデータをフィードバックして制御することが必要になる。

 愛知環境賞は省資源や省エネ、リサイクルなどに関する優れた技術や活動を表彰する制度で、2005年の愛知万博に合わせて始まった。今回で13回目だ。企業・団体から43件の応募があり、日本特殊陶業が最高となった。前回の金賞はトヨタ自動車の燃料電池車「MIRAI(ミライ)」の開発だった。
【日本特殊陶業株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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