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環境ニュース[国内]

住友林業、富士山での環境学習支援プロジェクトが文部科学省の企業表彰を受賞

環境学習 こどもの環境学習】 【掲載日】2017.03.22 【情報源】企業/2017.03.15 発表

 住友林業が展開している富士山での環境学習支援プロジェクトが、文部科学省の「青少年の体験活動推進企業表彰」で、審査委員会奨励賞を受賞した。同プロジェクトは、富士山「まなびの森」環境学習プロジェクトで、次世代の森林保全を担う小中学生を対象にした森を活用する体験学習だ。表彰式とシンポジウムが3月15日に同省で開かれた。

 富士山まなびの森は住友林業が1998年に始めた自然林復元活動で、96年の台風17号で壊滅的な被害を受けた富士山の国有林約90haを借り受け、まなびの森と名付けて豊かな森の姿を取り戻す取り組みとなる。再生地への植林開始時には年間約1500人のボランティアが参加した。現在は年間500人前後が植林・育林活動を継続している。

 環境学習プロジェクトは、森の活動が植林から育林に移ったことを機に、2006年から実施している。小中学生が野生動物の痕跡の探索や樹木・野草などの生態観察、ゲームを通じ、森林の機能や天然林人工林の違い、木材の利用を学ぶ。毎年約10校・800人前後(2016年度は9校・887人)の子供が参加し、2016年度までに7139人が訪れた。

 太陽光発電やバイオトイレ、雨水・古材再利用など、環境配慮設備を備える森林内の拠点施設「フォレストアーク」を見学・利用し、環境に配慮した暮らしも学習する。青少年の体験活動推進企業表彰は、社会貢献の一環として、青少年の体験活動を行っている企業を表彰する。文部科学大臣賞、審査委員会特別賞、審査委員会奨励賞がある。
【住友林業株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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