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環境ニュース[国内]

熊本県水俣市、再エネ電力の供給を実証 地域電力供給会社設立へ

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2017.04.17 【情報源】企業/2017.02.27 発表

 水俣市とJFEエンジニアリング(東京)、化学メーカーのJNC(同)は、再生可能エネルギーを中心とした電力による市有施設への電力供給について共同で実証実験を行う。半年から1年をめどに電力供給先の再エネ比率向上による二酸化炭素(CO2)排出量削減や供給の安定性、料金削減などの効果を検証する。効果が確認され次第、3者は共同出資による地域エネルギー供給会社設立に向けた協議を開始する。
 実証実験では、JFEエンジニアリングが保有する廃棄物バイオマス、太陽光、風力発電などの再エネ発電所に加え、JNCが保有する水力発電所で発電した電力を活用する。
 JFEエンジニアリングの子会社で電力小売事業を手掛けるアーバンエナジー(横浜市)を通じ、2017年度の早い段階から水俣市役所などの市有施設に約1000kWの電力を供給する。再エネ比率はアーバンエナジーが約70%、JNCが100%となっている。
 試験期間は今年2月〜2018年3月を予定しており、期間中に事業化に進む可能性もあるという。
  
提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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