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環境ニュース[国内]

寺岡精工、「COOL CHOICE」に賛同して効率的な資源リサイクルの仕組みを構築

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2017.07.19 【情報源】企業/2017.07.12 発表

 計量器やPOS(販売時点情報管理)システムを手掛ける寺岡精工(TERAOKA)は、温暖化防止に向けた賢い選択を促す国民運動「COOL CHOICE(クールチョイス)」に賛同し、普及を図る。小型のPETボトル減容回収機による効率的な資源リサイクルの仕組みを構築し、使用済みPETボトルを原料に新たなPETボトルにする取り組みを進める。

 小型PETボトル減容回収機は「DRV-100」で、コンビニエンスストアやスーパーなどの店舗で回収したPETボトルを3分の1の大きさに圧縮する。容積を大幅に減らした状態でリサイクル工場に運べるため、運搬回数が削減でき、輸送に伴って発生するCO2排出量を69%削減する。5月からコンビニのセブンイレブン店舗でテスト稼働している。

 小型PETボトル減容回収機は幅650mm、奥行き500mm、高さ1100mmで、コンパクトな形状だ。これまで設置場所に制限があったPETボトルの回収機を小さくすることで、小型店舗やオフィスなどスペースが限られる場所にも置けるようにした。2Lまでの飲料用PETボトルに対応し、圧縮して容積を減らす。1分間に約10本の処理速度がある。

 寺岡精工は、店舗での小型PETボトル減容回収機を起点に、使用済みPETボトルから新しいPETボトルにリサイクルする仕組み「ボトル to ボトル」を推進している。石油由来のPET原料の使用が抑制でき、CO2排出量削減につながる。小型PETボトル減容回収機を通してボトル to ボトルの認知度を高め、地域のリサイクル活動を支援する。
 
【株式会社寺岡精工】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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