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環境ニュース[国内]

パナホーム、法的規制が厳しい都市部向けの3階建て住宅発売、ZEHへの対応可能

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2017.07.24 【情報源】企業/2017.07.20 発表

 パナホームは、法的規制が厳しい都市部住宅地向けの3階建て住宅「Vieuno3E(ビューノスリーイー)」を7月20日に発売した。新開発の勾配屋根を採用した。狭小地の平らな屋根では難しい太陽光発電システムを搭載できる。これにより、年間消費エネルギーを正味(ネット)ゼロにするネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)への対応を可能にした。

 都市部の住宅地では法的規制が厳しいことから3階建て住宅の建築が難しく、3階建てを建てても3階部分に十分な空間を確保する必要がある。併せて、都市部の3階建てに多い平らな屋根は十分な屋根面積が確保できないため太陽光発電システムの設置が困難で、ZEHが進んでいない。パナホームはこうした状況の解決策でVieuno3Eを投入した。

 敷地境界線を起点に高さと勾配を規制する斜線制限への対応と、太陽光発電システム搭載量を増やすことを狙いに、左右で異なる勾配の屋根を開発した。狭小地の3階建てで平らな屋根にすると斜線制限で屋根面積が小さくなり、設置できる太陽光発電システムの搭載量が限られていた。新開発の屋根は平らな屋根と比べて最大2.1倍、取り付けられる。

 太陽光発電システムは、発電効率が高いパナソニックの「HIT」を搭載する。加えて、断熱性に優れるアルミ樹脂複合サッシを標準採用し、ZEH基準の断熱性能も備える。3階には勾配天井を生かした天井高最大3.1mの日当たりがいい「3階リビング」を提案する。パナソニックのホームエレベーターを標準で装備し、2世帯住宅にも適している。
【パナホーム株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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