タイにおいて初の二国間クレジット制度（ＪＣＭ）のプロジェクトが登録される

　環境省は、日本とタイの間で実施される二国間クレジット制度（JCM）の下で初めてのJCMプロジェクトの登録が行われたと発表した。
　JCM全体としては19件目の登録プロジェクトとなる。

　JCMは、途上国への温室効果ガス削減技術、製品、システム、サービス、インフラ等の普及や対策を通じ、実現した温室効果ガス排出削減・吸収への日本の貢献を定量的に評価するとともに、日本の削減目標の達成に活用するもの。

　当プロジェクトは、サムラットプラカーンにある金属加工・家具製造工場の屋根に高効率太陽光電池モジュールを導入することで、CO2排出量を削減する。工場と本社ビルの屋根に合計994kWの太陽光発電システムを設置し、発電した電力は全量自家消費する。

【環境省】