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環境ニュース[国内]

京都府、「KYOTO地球環境の殿堂」 IPCC、団体初の殿堂入り

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2020.02.20 【情報源】地方自治体/2019.12.10 発表

 地球環境の保全に貢献した人物や団体を称える「KYOTO地球環境の殿堂」で、京都府などで構成する同殿堂運営協議会は、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)と元アイルランド大統領のメアリー・ロビンソン氏(75)の殿堂入りを決めた。表彰式は2月11日、国立京都国際会館(京都市)で行われる。
 IPCCは、1988年に国連環境計画UNEP)と世界気象機関(WMO)により設立された政府間組織で、195カ国・地域が加盟。5〜6年ごとに気候変動に関する世界の科学的知見を評価した評価報告書をまとめ、公表している。IPCCは団体として初めて殿堂入りした。
 ロビンソン氏はアイルランド初の女性大統領となり、その後、国連人権高等弁務官や国際法律家委員会委員長を歴任し、人権問題で功績を残している。現在は「気候正義」を提唱し、水没危機にある島しょ国の問題など、人々が気候変動による健康被害や災害、移住の問題に直面する状況を人権問題と捉え、その是正に尽力している。
 同殿堂には今回も含め、25人・団体が入っている。

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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