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環境ニュース[国内]

東京海上日動、NECとともに企業の再生可能エネルギーの導入促進と脱炭素経営に貢献する事業で協業

エネルギー 燃料電池】 【掲載日】2021.06.15 【情報源】企業/2021.05.26 発表

 日本電気株式会社と東京海上日動火災保険株式会社は、蓄電池太陽光発電設備等の分散エネルギーリソースを情報通信技術(ICT)によって統合制御する「リソースアグリゲーション事業」で協業する。
 具体的には、電力の需給調整取引市場におけるリソースアグリゲーター(RA事業者)向けに、自然災害による設備の損壊等の不可抗力に起因する追加コストの一部を補償する仕組みを備えたサービスを業界で初めて開発する。
 NECは需給調整取引市場に参画する RA 事業者向けに、新たな「RA クラウドサービス」の開発を行う。
 この新サービスは、従来の NEC の RA クラウドサービスをベースとしつつ、東京海上日動のノウハウ・ナレッジを活用した新しい機能や、NEC の AI によるエネルギーデータマネジメント機能を備える予定であり、その概要は以下の通り。
 ⚫ 需給調整取引市場において RA 事業者は、指定された需給調整を成し得なかった場合に追加コストが課されることとなっており、本クラウドサービスには、自然災害による設備の損壊等の不可抗力に起因して発生した RA 事業者の追加コストを、NEC が東京海上日動と共に補償する仕組みを備える。
 ⚫ 東京海上日動は、保険統計に関する技術を活かし、事故発生頻度の定量化に貢献するなど、NEC が提供する補償の仕組みを支援する。
 ⚫ NEC は、自社の保有するビックデータ解析や予測技術など、AI を活用したより精度の高いエネルギーデータマネジメント機能を提供。
 新サービスは、2021年10月からの提供開始を目指し、この仕組みを通じて、RA 事業者が安心してビジネスを展開し成長できるよう、支援していく。
 両社は、今後もそれぞれの強みを活かして脱炭素社会の実現に貢献するため、エネルギーリソースを扱う企業が参入・利用しやすい新たなサービスの開発・提供を進め、日本の特性に合った脱炭素ジャパンモデルに取り組んでいく、としている。
【東京海上日動火災保険株式会社】

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