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環境ニュース[国内]

日本製鉄、瀬戸内製鉄所広畑地区電炉での商業運転開始でカーボンニュートラル技術である大型電炉での高級鋼製造技術の開発を着実に推進

エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2022.11.25 【情報源】企業/2022.11.01 発表

 日本製鉄株式会社は、瀬戸内製鉄所広畑地区に新設した電炉による商業運転を10月より開始した。これによって、世界初となる電炉一貫でのハイグレード電磁鋼板の製造・供給が可能となった。ここで得られた知見も踏まえ、カーボンニュートラル技術である大型電炉での高級鋼製造技術の開発を着実に推進する。
 また、今回の商業運転開始は、鉄鋼製造プロセスにおけるCO2排出量削減効果を活用したNSCarbolexTM Neutralの販売開始(2023年度上期)へ向けた大きな前進となる。

 日本製鉄は、「カーボンニュートラルビジョン2050」を掲げ、カーボンニュートラルを経営の最重要課題として、3つの超革新技術@高炉水素還元、(A大型電炉での高級鋼製造、B水素による還元鉄製造)の研究開発に取り組んでいる。
 今回の広畑地区の電炉による高級鋼の生産は、今後、消費者のカーボンニュートラル・スチールに対するニーズに応えるための第一歩であり、ここで得られた技術なども活用し、大型電炉での高級鋼製造に挑戦する。
【日本製鉄株式会社】

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