一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

GHGプロトコル、スコープ3温室効果ガス排出量算定ガイドを発表

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2013.05.13 【情報源】その他/2013.04.25 発表

 世界資源研究所(WRI)、「持続可能な開発のための世界経済人会議」(WBCSD)等による「GHG(温室効果ガス)プロトコル」イニシャティブは、GHGの算定・報告基準「GHGプロトコル」のスコープ3の排出量を企業がより簡単に算定できるようにするための、新たなガイド(Scope 3 Calculation Guidance)を作成した。企業が、自社の活動からの直接的GHG排出量や電力消費量を算定するスコープ1・2と異なり、スコープ3は、企業活動範囲外での間接的GHG排出量を算定する。2011年に公表され、バリューチェーン全体における排出量を明らかにするための、唯一国際的に認められた算定方法となっている。今回作成されたガイドは、このスコープ3基準の算定を支援するもの。関連する計算方法について詳細な技術的手引きとなり、スコープ3基準にはない情報、たとえば
・スコープ3排出量の15カテゴリーそれぞれの、GHG排出量の計算方法
・適切な計算方法を選択するための手引き
・それぞれの計算方法の実施例
等を記載している。ガイドは企業がバリューチェーン全体における気候変動への影響を把握し、より効果的なGHG削減戦略を策定するうえで役立つとされ、「GHGプロトコル」ウェブサイトから無料でダウンロードできる。【世界資源研究所

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース