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環境ニュース[海外]

アメリカ海洋大気庁、沿岸生態系のレジリエンスを高める11事業に計800万ドルを助成

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2017.01.13 【情報源】アメリカ/2016.12.20 発表

 アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、沿岸生態系、地域社会、経済のレジリエンスを高めるため沿岸生態系レジリエンス助成金から11件の事業に計800万ドル提供すると発表した。沿岸部の自然災害は住民や地域社会、経済活動に甚大な被害を及ぼし得るが、最良の防護は湿地などの自然インフラであることが多いという。助成対象は、湿地、沼地、氾濫原を回復させる6事業、サンゴ礁を回復させる2事業、ダムを除去する3事業から成る。例えば、マイアミ大学は52万1920ドルの助成を受け、マイアミビーチやキービスケーンのサンゴ礁を回復し、水温の変化に対するサンゴの回復力を高める。また、マサチューセッツ州のシチューイット町は、19万2566ドルの助成を受け、ダムを除去し、個体数が減少している魚類が5マイルの河川を移動できるようにする。沿岸生態系レジリエンス助成金は、生息地の回復を通じた健全かつ持続可能な沿岸生態系の構築を目的としている。【アメリカ海洋大気庁】

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