一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

国連気候変動枠組条約、気候技術のイノベーションに関する特別イベントを開催へ

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2017.05.22 【情報源】国連/2017.05.02 発表

 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)の技術執行委員会(TEC)は、2017年5月8〜18日にボンで開催される気候変動会議の一環として、5月12日に気候技術の大規模な導入を加速する方法を探る専門家による特別イベントを開催すると発表した。近年、再生可能エネルギーを中心とする気候技術はかつてない規模で導入されているが、パリ協定の目標達成のためには、この規模をさらに拡大する必要があるという。イベントでは、低炭素型で気候に対する回復力のある社会へ移行するためのイノベーション政策が各国でどのように形成されているかを議論すると共に、アルゼンチン、中国、ドイツ、インド、ジャマイカ、ケニア、タンザニア、アラブ首長国連邦などで導入されている新技術を紹介する。例えば、海面上昇を監視する無人機や、電気が利用できない人々に照明を提供するオフグリッド独立型太陽光発電など幅広い技術があり、他の地域にも導入できる可能性がある。ケニアでは洪水などのリスクに関する早期警報システムによって農作物の管理を改善できるようになり、ブラジルの貧困地域に足踏みで発電する技術を導入し、サッカーをしながら発電することもできるという。【国連気候変動枠組条約】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース