一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

気候変動に関する政府間パネル、2018年の都市と気候変動に関する科学会議をカナダのエドモントン市が主催すると公表

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2017.05.24 【情報源】国連/2017.05.05 発表

 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、2018年3月に予定される「都市と気候変動に関する科学会議」のホスト都市はカナダのエドモントン市に決定したと発表した。この会議は、気候変動が都市に与える影響や、気候変動に対し都市が果たす役割について科学的理解を進めるもので、都市と気候変動に関するIPCC特別報告書に備えた、世界規模あるいは地域規模の研究を促進する契機になる。会議の成果はパリ協定、ニュー・アーバン・アジェンダ、持続可能な開発目標の実現も後押しする。会議の開催は、2016年10月のIPCC第44回総会で承認され、共催のIPCCのほか、C40(世界大都市気候先導グループ)、イクレイ(ICLEI)、都市同盟(Cities Alliance)、Future Earth、持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)、UCLG、国連ハビタット、国連環境計画(UNEP)、世界気候研究計画(WCRP)が協力している。この会議の準備のためハイレベルの科学運営委員会も指名された。
 ホスト都市の募集は、2016年11月の国連気候変動枠組条約の第22回締約国会議(UNFCCC COP-22)で開始され、応募した10都市の中から厳正な審査の結果エドモントン市が選定された。同市は世界最大級となる持続可能なコミュニティの再開発や、市内の軽量軌道交通ネットワークの倍増計画など、気候変動に対する取組を積極的に進めている。【気候変動に関する政府間パネル】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース