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環境ニュース[海外]

韓国環境部、名古屋議定書の実施に関する国際シンポジウム開催へ

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2017.07.21 【情報源】韓国/2017.07.06 発表

 韓国環境部は、2017年7月6日にソウルで、名古屋議定書の実施に関する各国の教訓を共有し、課題を協議する国際シンポジウムを開催すると公表した。韓国は2017年8月17日付で名古屋議定書の締約国となることから、国内のバイオ産業は議定書実施に向け早急な準備が求められている。バイオ産業は国外の生物資源に大きく依存しているため、議定書に関する情報共有や輸入資源に代わる材料の確保を政府レベルで支援する必要がある。シンポジウムには、中国、インド、南アフリカ共和国など生物資源に富む国と、ドイツ、日本、韓国など遺伝資源の主要利用国が参加し、情報交換を行う。生物多様性に富む国は、自国の利益のため遺伝資源へのアクセスとその利用から得られる利益の配分に関する法と規制を修正し、生物資源の利用国は自国の産業の負担を最小限にすることに取り組んでいる。シンポジウムは各国の政策について理解を深め、反応を聞く機会となる。なお、同日、第2回韓国ミャンマー副大臣会合が開催され、生物資源に関する協定について協議する。【韓国環境部】

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