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環境ニュース[海外]

アメリカ海洋大気庁、年次温室効果ガス指標が1990年以降40%上昇したと報告

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2017.07.26 【情報源】アメリカ/2017.07.11 発表

 アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、年次温室効果ガス指標(AGGI)が、1990年から2016年にかけて40%上昇したと報告した。この大部分はCO2濃度の上昇に起因するという。温室効果ガスが地球の気温に及ぼす影響については科学者にはよく知られているが、市民に伝えることが難しい複雑なトピックである。そこで、NOAAは2006年に温室効果ガス濃度による直接的な気候温暖化の影響の経時的変化を政策決定者や教員、一般市民が把握しやすくするためAGGIを導入した。AGGIは、産業革命が始まった1750年を起点とし、5つの主要な長寿命温室効果ガス(CO2、メタン亜酸化窒素モントリオール議定書で禁止されている2種類のクロロフルオロカーボン)と、その他の15種類の温室効果ガスを追跡している。これら5つの主要な温室効果ガスで、1750年以降に増加した気候温暖化の影響の約96%を占める。【アメリカ海洋大気庁】

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