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環境ニュース[海外]

イギリス、海鳥営巣地の保護を強化

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2018.08.14 【情報源】イギリス/2018.07.31 発表

 イギリス環境・食糧・農村地域省(DEFRA)は、全国海洋週間に合わせ、イングランド最大の海鳥のコロニーであるフランバラ岬・フィリー海岸特別保護区(SPA)を7600ヘクタール以上拡大すると発表した。ヨークシャー沿岸部に位置する同SPAは、カツオドリ、ウミガラス、ツノメドリなど25万羽の海鳥が営巣しており、今回の拡大により希少な海鳥の安全な繁殖地の保護が強化される。また、同SPAに近く、コアジサシとアジサシの繁殖地であるティーズマス・クリーヴランド海岸SPAについても、執行非省庁公共機関のナチュラル・イングランドが約1万ヘクタールの拡大に向けた協議を開始し、地域社会などからの意見を募っている。イギリス政府は海洋保護の分野で世界のリーダーを自任しており、海洋保護を、政府の掲げる今後25年間の環境行動計画の重要な一部と位置付けている。保護海域のネットワークである「ブルーベルト」の拡張を進めつつ、同時に海洋ごみの削減に向けてマイクロビーズ禁止やレジ袋有料化を実施してきたが、今後に向けてもプラスチック製ストローなどの販売禁止や飲料容器のデポジット制導入といった対策案を打ち出している。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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