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環境ニュース[海外]

アメリカ農務省、総合的病虫害管理(IPM)ロードマップを改定

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2018.11.07 【情報源】アメリカ/2018.10.24 発表

 アメリカ農務省(USDA)は、総合的病害虫管理(IPM)のための国のロードマップを改定した。IPMは、病害虫に関する生物学的知見や環境データ、技術に関する情報に基づき、費用と人・財産・環境へのリスクを最小限に抑えながら病害虫による損害を管理する、科学に基づく持続可能な意思決定プロセスである。ロードマップは、効果的・経済的かつ安全な方法でこのIPMを実施し、必要に応じ新たな方法を開発するうえの指針となるよう作成されたもので、農地、森林、公園、野生生物保護区、住宅地、学校のような公共スペースなど様々な環境でのIPMの課題を明確にし、優先課題を示している。改定はIPMに関する科学的知見や実施方法の発展を反映させて、これまでの内容を更新したもの。USDAに加え、環境保護庁(EPA)、内務省(DOI)、国防総省(DoD)などIPMの調査、実施、教育プログラムを担当する他の連邦省庁で構成する連邦IPM調整委員会(FIPMCC)が1年をかけて検討した結果が盛り込まれた。【アメリカ農務省】

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