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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、汚染地における再生可能エネルギー事業の可能性を示すオンラインツールを更新

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2019.01.10 【情報源】アメリカ/2018.12.20 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、汚染地における再生可能エネルギー事業の立地決定を支援するオンラインマッピングツールを更新した。ツールは、汚染された土地、埋め立て処分場、採鉱地跡を再生可能エネルギー事業で再開発することを促進する。汚染地における再生可能エネルギー事業は、環境面の便益に加え、何年も使われていなかった土地から税収や雇用創出を生み出す経済的便益がある。こうした土地には既存インフラの存在や、土地価格・優遇税制による経済的メリット、認可・区域設定の簡素化による開発期間短縮、地元コミュニティの支持など、開発側にとっての利点も多い。ツールには、13万以上の汚染地の面積、再生可能エネルギー発電可能量、都市中心部までの距離などの情報が含まれている。これらの情報は、スーパーファンド・プログラムなどEPAのデータベースに加え、17の州のプログラムから収集した。ツールの更新以外にも、EPAは新たな研修モジュールの実施、再開発による便益の報告書公表などで汚染地再開発を促進している。【アメリカ環境保護庁】

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