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環境ニュース[海外]

移動性動物の保全に関するボン条約、レバノンが条約加入と発表

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2019.06.19 【情報源】国際機関/2019.06.01 発表

 ボン条約(移動性野生動物種の保全に関する条約、CMS)は、レバノンが同条約に加入し、条約締約国は128か国になったと発表した。レバノンはCMSの下で結ばれた「アフリカ・ユーラシア渡り性水鳥保全協定」(AEWA)等の地域協定にはすでに参加していた。同国には多くの移動性動物種が生息することから、CMS加入によって保護対象種の生息地域でこれまで欠けていた部分が追加されることになる。
 レバノンは地中海東岸に位置し、国境をシリア、イスラエルに接する。地形的には、海岸地帯、レバノン山脈、ベッカ高原、アンチ・レバノン山脈の4地域に分けられる。同国には、絶滅の危機に瀕しているフサエリショウノガンなどの鳥類を始め200を超える移動性動物種が生息する。また、スジイルカなど約90種の哺乳類が生息し、絶滅が危惧されるアカウミガメなどの生息も確認されている。ムラサキサギやハヤブサなどの鳥類にとっては、移動領域内の一国でもある。【ボン条約

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